痩せるコーヒーで痩せないのはなぜ?本当に痩せるのかを成分・副作用・口コミ・おすすめの選び方から解説

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痩せるコーヒーで痩せない主な原因は、配合成分の減量効果が小さい点です。

クロロゲン酸を1日500mg以上とる3試験の解析でも、体重減少は平均1.30kgでした。

摂取期間が4週間未満では効果が見られなかったという解析結果も。

食事と運動を組み合わせても、減量幅は6か月で4〜5kg程度までとされます。

痩せるコーヒーで痩せないなら、食事量や運動量、砂糖、飲むタイミングを見直しましょう。

カフェインの副作用を避ける海外の目安は、健康な成人で1日400mgまでです。

機能性表示食品なら、届出表示の確認が先決。

ポイント
  • 痩せない主な原因は、配合成分の減量効果が小さいこと
  • クロロゲン酸の解析でも体重減少は平均1.30kg
  • 食事と運動を組み合わせても、減量は6か月で4〜5kg程度まで
  • カフェインは海外の目安で健康な成人1日400mgまで

痩せるコーヒーで痩せないのはなぜ?本当に痩せるのかを研究データから解説

痩せるコーヒーで痩せない主な理由は、配合成分の効果が小さく、体重を決めるエネルギー収支を大きく動かすほどの力がない点にあります。

厚生労働省の日本人の食事摂取基準は、体重の増減を摂取エネルギーと消費エネルギーの差で説明しています。

エネルギー摂取量がエネルギー消費量を上回る状態(正のエネルギー収支バランス)が続けば体重は増加し、逆に、エネルギー消費量がエネルギー摂取量を上回る状態(負のエネルギー収支バランス)では体重が減少する。

引用元:日本人の食事摂取基準 エネルギー・栄養素 エネルギー – 厚生労働省

痩せるコーヒーやダイエットコーヒーは法令上の名称ではなく、コーヒー豆由来のポリフェノールであるクロロゲン酸類やカフェイン、MCTを配合した商品をまとめた呼び名です。

普段のコーヒー摂取と肥満の関係を調べた12の疫学研究のメタ解析でも、BMIの差は0.08という小さな値で、男性で体脂肪の少なさとゆるやかに関連する可能性が示されたにとどまります。

higher coffee intake might be modestly associated with reduced adiposity, particularly in men.

引用元:Coffee Intake and Obesity: A Meta-Analysis – PubMed

観察研究で見られる関連は因果関係を示すものではないため、痩せるコーヒーは食事と運動を整えたうえで補助的に取り入れる飲み物と考えるのが賢明でしょう。

痩せるコーヒーは本当に痩せる?研究で報告された体重の変化は0.5〜1.3kg程度

痩せるコーヒーは本当に痩せるのかという疑問に対し、ランダム化比較試験をまとめた研究で報告された体重の変化は0.5〜1.3kg程度です。

緑コーヒー豆エキスに関する15試験897人の解析では体重が平均1.23kg、クロロゲン酸を1日500mg以上含む3試験103人の解析では1.30kg減少したと報告されています。

16試験を統合した別の解析では体重の差は0.585kgで統計的な差は認められず、BMIのみが低下しました。

カフェインについても13試験606人の解析で体重や体脂肪の減少が示唆されたものの、試験ごとの結果のばらつきは大きいとされます。

caffeine intake might promote weight, BMI and body fat reduction

引用元:The effects of caffeine intake on weight loss: a systematic review and dos-response meta-analysis of randomized controlled trials – PubMed

クロロゲン酸を強化したコーヒーで12週間に5.4kg減ったという30人の小規模試験もありますが、後の解析とは差が大きく、平均すると1kg前後の変化と受け止めるのが現実的といえます。

ダイエットコーヒーで痩せないと言われる4つの理由を消費者庁の資料から整理

ダイエットコーヒーで痩せないと言われる理由は、エネルギー収支、摂取期間、体格、広告による期待の4つに整理できます。

消費者庁は健康食品の広告に関する留意事項の中で、消費エネルギーが摂取エネルギーを上回らなければ人は痩せないという原則を示しています。

消費エネルギーが摂取エネルギーを上回らない限り、人は痩せないのであって

引用元:健康食品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項について – 消費者庁

消費者庁の資料と研究データから見えてくる4つの理由を以下に整理しました。

  • エネルギー収支:飲み物を替えても、食事の量や間食が多いままなら摂取エネルギーが消費を上回る
  • 摂取期間:研究では4週間未満の摂取で体重の変化が見られなかった
  • 体格:BMIが25未満の人は研究上の体重の減少幅が小さい
  • 広告による期待:食事や運動を変えずに痩せる印象を与える表示で、期待が実際の効果より大きくなりやすい

機能性表示食品であっても、目安量より多く飲んでも効果が増えるわけではないと消費者庁は注意を促します。

たくさん摂取すれば、より多くの効果が期待できるというものではありません。

引用元:機能性表示食品について – 消費者庁

4つのうちどれに当てはまるかを見直すと、痩せない原因を自分の生活に引き寄せて考えやすくなるはずです。

摂取エネルギーが消費エネルギーを上回っていると体重は減らない

摂取エネルギーが消費エネルギーを上回っている状態では、痩せるコーヒーを飲んでいても体重は減りません。

厚生労働省の食事摂取基準は、エネルギー収支バランスを摂取量から消費量を引いたものと定義し、体重やBMIの変化から収支の概要を把握できるとしています。

ブラックコーヒーそのものは低カロリーでも、砂糖やミルクを足したり甘い菓子と一緒に間食したりすれば、1日の摂取量は少しずつ増えていきます。

厚生労働省のeヘルスネットも、減量では運動による消費の増加と食事による摂取の減少の両方が大事だと説明しています。

減量・減量維持の際には、運動による消費エネルギーの増加と食事による摂取エネルギー量の減少のバランスが大事です。

引用元:肥満症・メタボリックシンドロームの人を対象にした運動プログラム – 厚生労働省 e-ヘルスネット

痩せるコーヒーに切り替える前に、1日の食事量と活動量を記録して収支を確かめるほうが、体重の変化につながりやすいでしょう。

研究では4週間未満の摂取で体重の変化が見られなかった

緑コーヒー豆エキスの研究では、摂取期間が4週間未満の場合に体重の変化が見られなかったと報告されています。

16のランダム化比較試験を統合したメタ解析のサブグループ解析で、4週間に満たない摂取では体重への影響が見られないという結果が示されました。

Moreover, short supplementation periods of less than 4 weeks had no effect.

引用元:The effect of green-coffee extract supplementation on obesity: A systematic review and dose-response meta-analysis of randomized controlled trials – PubMed

別のメタ解析も対象者の少なさと試験期間の短さを限界として挙げており、比較的長い試験でも観察期間は12週間程度です。

消費者庁は、適切な運動や食事制限を組み合わせた場合でも、減量幅は6か月で4〜5kg程度までと示しています。

6か月間で4kgから5kg程度までである

引用元:健康食品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項について – 消費者庁

数日から数週間で体重計の数字が動かなくても不思議ではなく、少なくとも数か月単位で食事や運動と合わせて評価する姿勢が大切といえます。

BMIが25未満の人は研究上の体重の減少幅が小さい傾向がある

BMIが25未満の人は、緑コーヒー豆エキスの研究で体重の減少幅が小さい傾向にあります。

16試験のメタ解析では、試験開始時のBMIが25以上の対象者でより大きな減少が見られたと報告されています。

日本ではBMI25以上が肥満の判定基準とされ、厚生労働省の食事摂取基準では18〜49歳の目標とするBMIを18.5〜24.9としています。

コーヒー豆由来クロロゲン酸類の機能性表示食品の届出表示も、対象をBMIが高めの方に絞った内容です。

本品はコーヒー豆由来クロロゲン酸類を含みます。

コーヒー豆由来クロロゲン酸類には、BMIが高めの方の内臓脂肪を減らす機能と血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。

引用元:令和4年度 機能性表示食品に係る機能性関与成分に関する検証事業 – 消費者庁

BMIが標準範囲にある人が痩せるコーヒーに大きな減量を期待するのは研究の対象から外れた使い方であり、体重よりも食事内容や体力づくりに目を向けるほうが現実的でしょう。

食事や運動を変えずに痩せる印象を与える広告で期待が大きくなりやすい

食事や運動を変えずに痩せるような印象を与える広告を見ると、痩せるコーヒーへの期待が実際の効果より大きくなりやすいといえます。

消費者庁は、普段の食生活や生活習慣を変えずに体型が変わるかのような表示を、健康食品の広告で問題となる例として挙げています。

広告に添えられた体験談が利用者の感想であり、都合の良い部分だけが抜き出されている場合がある点も、消費者庁が指摘するところです。

体験談は、あくまで利用者の感想であり、都合の良い箇所のみ抜粋して掲載されている場合があります。

引用元:健康食品の表示・広告の見方 – 消費者庁

一部の人に起きた変化を見て自分にも同じことが起きると考えると、思ったほど痩せないという落胆につながりかねません。

広告の言葉と届出表示や研究結果との差を意識しておけば、ダイエットコーヒーに対する期待を現実的な範囲に保てるでしょう。

ダイエットコーヒーで痩せますか?食事と運動を組み合わせた減量幅の目安

ダイエットコーヒーで痩せるかどうかは食事と運動の組み合わせ次第で、公的な資料が示す減量幅の目安は6か月で4〜5kg程度です。

厚生労働省のeヘルスネットは、食事療法と運動療法で現体重の3〜5パーセント程度の減量を達成し、維持することを重視しています。

食事療法と運動療法で現体重の3~5%程度の減量を達成し、維持することが重要です。

引用元:肥満症・メタボリックシンドロームの人を対象にした運動プログラム – 厚生労働省 e-ヘルスネット

有酸素運動の目安は週150〜300分とされ、1日あたりに直すと約20〜40分のウォーキングに相当します。

同じ資料では、減量や減量維持の際の有酸素運動はエネルギー消費を増やすことが主な目的とされています。

緑コーヒー豆エキスで報告された体重の変化は約1kgで、ダイエットコーヒーは食事と運動による減量を後押しする補助役と位置づけるのが妥当でしょう。

痩せるコーヒーの副作用は?怪しい・嘘・ダメと言われる理由もあわせて解説

痩せるコーヒーの副作用として国や自治体が注意を呼びかけているのは、主にカフェインの過剰摂取による症状と、健康食品全般で見られる消化器の不調などです。

厚生労働省は、カフェインを摂り過ぎるとめまいや心拍数の増加、不眠、下痢、吐き気などが起こることがあると説明しています。

カフェインを過剰に摂取した場合には、中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等の健康被害をもたらすことがあります。

引用元:食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A – 厚生労働省

海外製のダイエット食品から日本で承認されていない医薬品成分が見つかった例もあり、購入先によって注意すべき点は変わります。

痩せるコーヒーが疑わしく見られたり、嘘だと言われたりする背景には、痩身効果をうたう健康食品の広告に消費者庁が措置命令を出してきた経緯が関係しています。

ダイエット用の食品で人での安全性が十分に確かめられたものは少ないと厚生労働省の資料も指摘しており、体質や飲む量に気を配る必要があります。

副作用や広告の見方を知ったうえで選べば、痩せるコーヒーとの付き合い方を自分で判断しやすくなるでしょう。

痩せるコーヒーの副作用はカフェインの過剰摂取によるめまいや動悸・不眠など

痩せるコーヒーの副作用として代表的なのは、カフェインの過剰摂取によるめまいや動悸、不眠などの症状です。

消費者庁は、カフェインの摂り過ぎで中枢神経が刺激され、めまい、心拍数の増加、興奮、不安、ふるえ、不眠症、下痢、吐き気などが起こりうるとしています。

コーヒーや紅茶を普段どおりに飲む程度なら過剰摂取につながる可能性は低いものの、カフェインを添加した商品やエナジードリンク、眠気覚ましの薬と重なると摂取量は増えます。

コーヒー、紅茶、緑茶といった日常的に摂取している飲料程度であれば、過剰摂取につながる可能性は低いものの

引用元:食品に含まれるカフェインの過剰摂取について – 消費者庁

食品安全委員会によると、日本ではカフェインの一日摂取許容量は設定されていません。

一日摂取許容量(ADI)のような健康への悪影響がないと推定される摂取量は設定されていません。

引用元:食品中のカフェイン ファクトシート – 食品安全委員会

痩せるコーヒーを選ぶ際は、1杯あたりのカフェイン量を表示で確かめ、ほかの飲み物と合算して考えることをおすすめします。

健康な成人のカフェイン摂取量の目安は1日400mg(マグカップ約3杯)

健康な成人のカフェイン摂取量は、1日400mg、マグカップで約3杯までが目安です。

日本には公的な上限値がなく、厚生労働省はカナダ保健省が示した基準を紹介しています。

健康な成人は最大400 mg/日(コーヒーをマグカップ(237 ml入り)で約3杯)までとする。

引用元:食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A – 厚生労働省

同じ資料に載っている数値では、コーヒーの浸出液のカフェインは100mLあたり60mg、インスタントコーヒーは1杯あたり80mgです。

浸出液の数値をもとに計算すると、237mLのマグカップ1杯で約140mgとなり、3杯でおよそ400mgに達します。

痩せるコーヒーにカフェインが強化されている場合は1杯あたりの量が多くなるため、商品の表示を確かめて普段のコーヒーやお茶の杯数を減らす工夫が欠かせません。

妊娠中・授乳中の人や子どもはカフェインの摂取量に注意が必要

妊娠中や授乳中の人、子どもは、健康な成人よりもカフェインの摂取量に注意が必要です。

消費者庁が子ども、妊婦、授乳中の方、カフェインに敏感な方を特に注意が必要な人に挙げている点も押さえておきたいところです。

厚生労働省が紹介するカナダ保健省の目安では、妊婦や授乳中、妊娠を予定している女性は1日300mg、マグカップで約2杯までとされています。

英国食品基準庁は妊婦の摂取量を1日200mgに制限するよう求めており、国や機関によって目安に幅があります。

妊娠した女性に対して一日当たりのカフェイン摂取量を200 mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)、に制限するよう求めています。

引用元:食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A – 厚生労働省

子どもは4〜6歳で1日45mg、7〜9歳で62.5mg、10〜12歳で85mgが上限の目安で、13歳以上の青少年については確定した勧告ではないものの、体重1kgあたり1日2.5mg以上を摂らないことが示されています。

痩せるコーヒーはカフェインを強化した商品も多いため、妊娠中や授乳中の人、子どもは飲む前に成分表示を確かめ、医師や薬剤師に相談すると判断しやすくなります。

ダイエット用の健康食品で国民生活センターに寄せられた下痢や肝障害の相談

国民生活センターには、ダイエット用を含む健康食品の摂取後に下痢や肝障害などの危害が起きたという相談が寄せられています。

健康食品の危害に関する相談件数は2023年度に1,501件、2024年度に1,880件、2025年度に1,418件で、内容は消化器障害と皮膚障害が多いとされます。

危害の内容としては、消化器障害、皮膚障害が多く見られます。

引用元:健康食品の危害 – 国民生活センター

相談事例には、広告を見て購入したダイエットサプリで下痢になったケースや、定期購入のダイエットサプリで下痢が続いたケースが掲載されています。

まれではあるものの、医師からの事故情報受付窓口に集まった179件の情報のうち9件は、健康食品の摂取による薬物性肝障害と診断されたものでした。

国民生活センターは、症状が続く場合は摂取をやめて医療機関を受診するよう呼びかけています。

症状が持続する場合は、摂取をやめてすみやかに医療機関を受診しましょう。

引用元:健康食品の摂取により薬物性肝障害を発症することがあります – 国民生活センター

ダイエットコーヒーを飲み始めてからお腹の調子や体調の変化に気づいたときは、自己判断で飲み続けず、量を見直すか中止して医師に相談するのが賢明です。

痩せるコーヒーが怪しい・嘘と言われるのは痩身効果をうたう広告に措置命令の例があるため

痩せるコーヒーが疑わしく見られ、嘘だと言われやすいのは、痩身効果をうたう健康食品の広告に対し、消費者庁が措置命令を出した例が複数あるためです。

消費者庁は2014年の時点で、痩身効果を標ぼうする表示に対して景品表示法違反として5件の措置命令を出したと公表しました。

痩身効果を標ぼうする表示について、景品表示法に違反するとして、5件の措置命令を出しています。

引用元:いわゆる健康食品の表示に関する消費者の皆様へのお知らせ – 消費者庁

2017年にもダイエット用のお茶や、葛の花由来イソフラボンを関与成分とする機能性表示食品16社の表示が、優良誤認にあたるとして措置命令を受けています。

いずれの事例でも、事業者が提出した資料は表示の合理的な根拠とは認められませんでした。

今回確認した消費者庁などの資料の範囲では、痩せるコーヒーそのものを対象とした措置命令は見当たりません。

信頼できるかどうかを商品の名前やジャンルで決めつけず、広告の表現が届出表示や根拠資料の範囲に収まっているかで見極めることが大切です。

ダイエットコーヒーはダメ?危ないと言われる理由と体調に異変を感じたときの対処

ダイエットコーヒーがダメ、危ないと言われる理由は、医薬品成分の混入事例、カフェインの摂り過ぎ、ダイエット用食品の安全性の確認不足という3点にまとめられます。

徳島県立保健製薬環境センターは、インターネットなどで購入したダイエット健康食品による健康被害の報告が全国で相次いでいると伝えています。

近年、インターネット等で購入したダイエット健康食品を摂取したことによる健康被害の報告が全国で相次いでいます。

引用元:センターニュース vol.47 無承認無許可医薬品の検査について – 徳島県立保健製薬環境センター

危ないと言われる理由を以下に整理しました。

  • 医薬品成分の混入:海外製のダイエット食品から国内未承認のシブトラミンなどが見つかり、動悸や頭痛、めまいなどの健康被害が報告されている
  • カフェインの摂り過ぎ:カフェインを強化した商品をほかのコーヒーやエナジードリンクと重ねると、めまいや不眠などにつながる
  • 安全性の確認不足:厚生労働省の資料は、体重を減らす効果をうたう食品で人での安全性が確かめられたものはほとんどないとしている

大阪府は、シブトラミンについて血圧上昇や心拍数増加、頭痛、口渇、便秘などの副作用が報告されている成分だと説明しています。

体調に異変を感じたときは、ただちに飲むのをやめて医療機関を受診し、飲んでいた商品のパッケージを持参すると状況を伝えやすくなります。

体調に異変を感じた際は、速やかに摂取を中止し、医師に相談してください。

引用元:機能性表示食品について – 消費者庁

購入や解約のトラブルは消費生活センターに相談できるため、体の不調と契約の問題を分けて窓口を使い分けると落ち着いて対処できるでしょう。

痩せるコーヒーの口コミ・評判を調査!価格や味・定期購入の解約への声を紹介

痩せるコーヒーの口コミや評判を参考にするときは、価格、味、定期購入の解約、売り場といった商品の使いやすさや購入手続きに関する声に絞って読むと判断材料として役立ちます。

事業者が自ら掲載したり第三者に依頼して書かせたりした口コミは景品表示法上の表示にあたり、2023年10月1日からは広告であることを隠すステルスマーケティングも規制の対象になりました。

景品表示法で規制されるのは、広告であって、一般消費者が広告であることを分からないものです。

引用元:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 – 消費者庁

国民生活センターによると、通信販売の定期購入に関する相談は2023年度の80,315件から2025年度には93,065件へと増えています。

口コミの中でも定期購入や解約の手続きに関する声は、注文前の確認に生かしやすい情報といえます。

このあとの見出しでは、価格、味、解約、売り場の4つの観点ごとに、口コミを読むときに押さえたい公式情報を紹介します。

痩せるコーヒーの口コミで見られる価格・1杯あたりのコスパに関する声

痩せるコーヒーの価格やコスパに関する口コミを読むときは、1回目の価格ではなく、支払総額を飲める杯数で割った1杯あたりの金額で比べるのが合理的です。

消費者庁のガイドラインは、定期購入の場合に各回の代金と支払総額をはっきり表示し、1回目と2回目以降で金額が異なるときは対比して示すよう事業者に求めています。

国民生活センターにも、低価格やお試しを強調する広告を見て1回だけのつもりで注文したら定期購入だったという相談が少なくありません。

低価格やお試し等を強調する広告を見て、1回だけのつもりで商品を注文したら実は定期購入だったというケースがあります。

引用元:定期購入 返品だけでは解約になりません – 国民生活センター 見守り新鮮情報 第513号

通常価格と割引価格を並べる二重価格の表示にも景品表示法上の考え方があり、比較の基準となる価格があいまいな場合は不当表示になりうるとされます。

口コミで安いと書かれていても、送料や回数の条件を含めた総額と内容量を自分で計算し直すと、実際のコスパを見誤りにくくなるでしょう。

ダイエットコーヒーの味や香り・美味しいかどうかなど飲みやすさに関する口コミ

ダイエットコーヒーの味や香り、美味しいかどうかに関する口コミは主観による差が大きいため、焙煎の度合いや砂糖、ミルクの有無といった商品の特徴と照らして読むのが有効です。

コーヒーの苦味は焙煎で生まれる物質が中心で、浅煎りから中煎りでは穏やかな苦味の成分が、深く焙煎すると刺すような苦味の成分が増えると報告されています。

degraded again to generate harsh bitter-tasting 4-vinylcatechol oligomers under more severe roasting conditions

引用元:Quantitative studies on the influence of the bean roasting parameters and hot water percolation on the concentrations of bitter compounds in coffee brew – PubMed

クロロゲン酸類を多く残した商品は浅めの焙煎や生豆エキスを使うことがあり、普段のコーヒーと味の印象が異なる可能性があります。

機能性表示食品にはコーヒー風味の飲料もあり、味の設計は商品ごとにさまざまです。

甘さの有無は栄養成分表示の熱量や炭水化物、原材料名の砂糖などで確かめられます。

美味しいかどうかの口コミは自分の好みに近い人の声を参考にしつつ、少量のパッケージから飲み比べて続けやすい味を選ぶと失敗が少ないでしょう。

定期購入の解約や配送に関する口コミと注文前に最終確認画面で見るポイント

定期購入の解約や配送をめぐるトラブルを避けるには、注文前に最終確認画面で契約条件を確かめることが近道です。

2022年6月1日に施行された改正特定商取引法により、通信販売の最終確認画面には分量や支払総額、引渡時期、解約に関する事項などを表示することが事業者に義務づけられました。

事業者は、取引における基本的な事項について、最終確認画面で明確に表示することが必要となります。

引用元:インターネット通販の定期購入トラブルには御注意を! 令和4年6月1日から、通販の注文時に内容を確認する際の表示がより明確になります。 – 消費者庁

最終確認画面で見ておきたいポイントは以下のとおりです。

  • 定期購入かどうか:1回だけの購入か、回数の縛りがある定期購入かを確認する
  • 支払総額:各回の代金と送料、全回数分の総額を確かめる
  • 解約の条件:解約の申し出期限や方法、違約金の有無、電話で解約する場合の番号を確認する
  • 配送の時期:商品が届く時期と次回の発送日を確認する

国民生活センターは、商品を送り返したり受け取りを拒んだりしても、それだけでは解約にならないと注意を促しています。

自分は1回分しか注文していないからと、商品を返送したり受け取り拒否したりしても、それだけでは解約にはならないので注意しましょう。

引用元:定期購入 返品だけでは解約になりません – 国民生活センター 見守り新鮮情報 第513号

ネット通販には法律上のクーリングオフ制度がないため、最終確認画面の記載をスクリーンショットで保存しておくと、あとで条件を確かめるときの手がかりになります。

ドンキやスギ薬局で買った痩せるコーヒーの売り場・値段に関する口コミ

ドンキやスギ薬局で買った痩せるコーヒーの売り場や値段は店舗や時期によって異なるため、口コミの情報は購入時点の一例として受け止めるのが現実的です。

ドンキホーテやスギ薬局の公式サイトには店舗検索の機能がありますが、個別の商品の在庫や価格を調べる仕組みは見当たりませんでした。

店頭で自分から出向いて買った商品はクーリングオフの対象外で、返品や交換ができるかは店の規定次第です。

自分から店に出向いたり(店舗販売)、広告を見て自分から電話やインターネットなどで申し込む取引(通信販売)は、クーリング・オフができません。

引用元:みやぎの消費生活情報 第31号 – 宮城県消費生活センター

値段を比べる際は、同じ内容量あたりの価格に直して通販の支払総額と並べると判断しやすくなります。

売り場に関する口コミを見て店舗を訪れる前に、店舗検索で営業時間を確かめたり、電話で取り扱いの有無を問い合わせたりすると無駄足を防げるでしょう。

痩せるコーヒーのおすすめはどれ?ダイエットコーヒーの選び方とランキングの見方

痩せるコーヒーのおすすめを選ぶときは、ランキングの順位よりも、機能性表示食品かどうか、成分量、カロリー、広告の表現、海外製品の表示という5つの観点で比べることが大切です。

消費者庁は、健康への効果には個人差があり、現存する製品の中で一番効果があると立証するのは一般に難しいとしています。

選び方の観点を以下に整理しました。

  • 機能性表示食品かどうか:届出番号と届出表示をパッケージで確認する
  • 成分量と目安量:クロロゲン酸類やカフェインの量と1日の摂取目安量を確かめる
  • カロリーと糖質:砂糖やミルク入りの商品は栄養成分表示を比べる
  • ランキングや広告の表現:順位の根拠や広告表記の有無を確認する
  • 海外製品の表示:日本語の表示と輸入者の記載があるかを確かめる

機能性表示食品であっても、届出の内容を超えた広告を鵜呑みにしないよう消費者庁は呼びかけています。

公表されている届出内容を超えた広告を鵜呑みにしないよう御注意いただきますようお願いします。

引用元:機能性表示食品について – 消費者庁

5つの観点を順に確かめていけば、自分の体格や生活に合ったダイエットコーヒーを納得して選べるはずです。

機能性表示食品かどうかを確認し消費者庁の届出情報で届出表示を確かめる

ダイエットコーヒーを選ぶ際は、パッケージで機能性表示食品かどうかを確認し、消費者庁の届出情報で届出表示の内容を確かめると判断の土台ができます。

機能性表示食品は、事業者が安全性と機能性の科学的根拠を販売前に消費者庁長官へ届け出る制度で、特定保健用食品と違い国の審査はありません。

特定保健用食品(トクホ)と異なり、国が審査を行いませんので、事業者は自らの責任において、科学的根拠を基に適正な表示を行う必要があります。

引用元:機能性表示食品について – 消費者庁

届出された内容は、消費者庁の機能性表示食品の届出情報検索で、パッケージの届出番号や商品名から一般の消費者も調べられます。

届出表示には、BMIが高めの方の内臓脂肪を減らす機能のように、対象者と機能の範囲が具体的に書かれています。

届出も許可もないいわゆる健康食品には機能性の表示自体が認められていないため、痩せると書かれた広告を見たら届出表示と照らし合わせて範囲を超えていないかを確かめましょう。

クロロゲン酸類やカフェインなどの成分量と1日の摂取目安量をチェックする

成分量をチェックするときは、機能性関与成分の種類と1日の摂取目安量、目安量に含まれる量をパッケージで確かめることが基本です。

機能性表示食品のパッケージには1日当たりの摂取目安量と注意事項が表示されており、消費者庁もよく読むよう呼びかけています。

パッケージには、一日当たりの摂取目安量、摂取の方法、摂取する上での注意事項が表示されていますので、よく読みましょう。

引用元:機能性表示食品について – 消費者庁

公式情報で確認できたコーヒー系の機能性表示食品3品の関与成分や1日の摂取目安量、届出表示の対象を比較した結果は以下のとおりです。

コーヒー系の機能性表示食品3品の関与成分・摂取目安量・届出表示の比較
商品名届出番号機能性関与成分1日の摂取目安量と含有量届出表示の対象と機能情報の確認先
ヘルシアW いいこと巡り コーヒー風味F637コーヒー豆由来クロロゲン酸類資料で確認できずBMIが高めの方の内臓脂肪を減らす機能、血圧が高めの方の血圧を下げる機能消費者庁の検証事業資料に載った2020年の届出例で、現在の販売状況は確認できず
UCC TOTONOU by BLACK無糖 PET500mlK211コーヒー由来トリゴネリン1日1本500mlでコーヒー由来トリゴネリン150mgBMIが高めの方の安静時のエネルギー消費の向上をサポートする機能UCC上島珈琲の商品ページ
メロディアン スリーダウンコーヒーG691エラグ酸1日3個30gでエラグ酸3mg肥満気味の方の体重、体脂肪、内臓脂肪、ウエスト周囲径の減少をサポートし、高めのBMI値の改善に役立つ機能ツルハグループe-shopの商品ページ

3品は関与成分も届出表示の対象者も異なり、内臓脂肪ならヘルシアWのクロロゲン酸類、安静時のエネルギー消費ならTOTONOUのトリゴネリン、体重や体脂肪ならスリーダウンコーヒーのエラグ酸というように、目的に合う届出の成分から選ぶと選択を誤りにくくなります。

カフェインは機能性関与成分でなくても含まれるため、健康な成人で1日400mgという目安と照らし、ほかのコーヒーやお茶と合算して量を管理するとよいでしょう。

砂糖やミルク入りのダイエットコーヒーはカロリーと糖質を成分表示で比較する

砂糖やミルク入りのダイエットコーヒーは、パッケージの栄養成分表示で熱量と炭水化物を比べると、カロリーと糖質の多さを見分けられます。

容器包装に入った加工食品には、熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量の5項目の表示が義務づけられています。

容器包装に入れられた一般用加工食品及び添加物には、食品表示基準に基づき、栄養成分の量及び熱量の表示(栄養成分表示)が義務付けられています。

引用元:栄養成分表示について – 消費者庁

糖質や糖類の表示は任意のため、記載がない商品は炭水化物の値で比べるのが現実的です。

砂糖不使用や糖類無添加と書かれた商品には、いかなる糖類も加えていないことなどの基準が設けられています。

世界保健機関は遊離糖類の摂取を総エネルギーの10パーセント未満に抑えるよう勧めており、甘いコーヒー飲料を毎日飲む場合は糖類が積み重なりやすくなります。

同じダイエットコーヒーでもブラックと加糖タイプでは1本あたりの熱量が大きく変わるため、100mLあたりではなく1本や1杯あたりの数値に換算して比べると選び間違いを防げるでしょう。

一番痩せるコーヒーはどれ?痩せるコーヒーランキングを見るときの注意点

一番痩せるコーヒーを公的に順位づけした資料はなく、痩せるコーヒーランキングは順位の根拠と広告かどうかを確かめながら見ることが大切です。

消費者庁はアフィリエイト広告であっても広告主が内容の決定に関与していれば広告主の表示にあたるとし、十分な根拠なく効能や効果を示さないよう求めています。

十分な根拠なく効能・効果があるかのように一般消費者に誤認される表示を行わないようにする必要がある。

引用元:インターネット消費者取引に係る広告表示に関する景品表示法上の問題点及び留意事項 – 消費者庁

顧客満足度で1位とうたう表示はイメージ調査を根拠にした例で措置命令が相次ぎ、2023年度の措置命令44事業者のうち13事業者が1位をうたう表示に関するものでした。

消費者庁の調査では1位の表示が購入判断に影響すると答えた人は約5割で、4割を超える人が1位の商品は同種の他社品より優れていると思うと回答しています。

ランキングを見るときは、比較の対象や調査方法が明記されているか、広告やPRの表記があるかを確かめ、上位の商品も届出表示と成分量で選び直すのが賢明でしょう。

韓国ダイエットコーヒーのおすすめを選ぶときは成分と日本語の表示を確認する

韓国ダイエットコーヒーのおすすめを選ぶときは、成分と日本語の表示を確かめ、日本の食品表示のルールに沿った商品かどうかを見極めることが重要です。

国内で販売される食品は食品表示基準によって邦文で表示することが定められ、輸入品には原産国名を示す決まりがあります。

邦文をもって、当該食品を一般に購入し、又は使用する者が読みやすく、理解しやすいような用語により正確に行う。

引用元:食品表示基準 – e-Gov 法令検索

個人輸入などで海外から取り寄せる商品は国内の法規制を受けず、表示や説明が日本語でない場合もあると国民生活センターは指摘しています。

販売サイト等での記載や商品の表示や説明が日本語ではない場合もあり

引用元:個人輸入した医薬品、化粧品等にご注意!-インターネット通信販売で購入した美白クリームで皮膚障害が発生- – 国民生活センター

海外製のダイエット食品からは日本で承認されていない医薬品成分が見つかった事例があり、兵庫県からはブラジル産のコーヒー商品からシブトラミンが検出された例も公表されてきました。

韓国の商品を名指しした国や自治体の注意喚起は今回の調査では確認できませんでしたが、海外製品全般として表示の確認は欠かせません。

日本語の名称や原材料名、栄養成分表示、輸入者の記載がそろった商品を選び、カフェイン量も確認できるものに絞ると、韓国ダイエットコーヒーでも納得して選びやすくなるでしょう。

マツコの知らない世界などテレビで紹介された痩せるコーヒーと広告の注意点

マツコの知らない世界などのテレビ番組で痩せるコーヒーが紹介されたかどうかは、放送局の公式サイトで確かめられる範囲では確認できませんでした。

TBSの公式サイトで確認できたコーヒー関連の回は、コーヒー店やコーヒー豆、コーヒーメーカー、コーヒーゼリーを紹介する内容で、痩せるやダイエットに関する記述はありません。

消費者庁の留意事項は、テレビ番組や記事の引用も景品表示法上の表示に含まれると整理しています。

新聞、雑誌等の記事、医師、学者等の談話やアンケート結果、学説、体験談などを引用又は掲載することにより表示するもの

引用元:健康食品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項について – 消費者庁

番組名を前面に出した広告では、番組で紹介された事実と商品の効果が別の話である点も押さえておきたいところです。

テレビで紹介と書かれた広告を見たときは、番組名と放送日を公式サイトで照らし合わせ、確認できない場合は紹介の事実を前提にせず商品の表示で判断するのが賢明です。

痩せるコーヒーはマツコの知らない世界で紹介された?番組名を使った広告の見方

痩せるコーヒーがマツコの知らない世界で紹介されたという事実は、TBSの番組公式サイトの情報からは確かめられていません。

2014年から2026年10月27日放送分までの放送回一覧のうち、タイトルにコーヒーや珈琲を含む回は、レトロ珈琲チェーン、おうちコーヒー、コーヒーゼリー、バリスタコーヒーを扱った4回でした。

個別ページを確認できた3回で紹介されたのは店舗やコーヒー豆、器具、コーヒーゼリーで、痩せるやダイエットに触れた記述はありません。

確認できなかった回や番組内の一部コーナーの可能性は残るため、紹介されていないとまで断定するものではない点に留意が必要です。

消費者庁の資料には、テレビでも紹介されたという言葉を使ったダイエット商品の広告が、措置命令の事例として載っています。

テレビでも紹介された様に、最近人気の水素ダイエット。

引用元:健康食品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項について – 消費者庁

番組名を使った広告は放送日をTBSの公式サイトで照らし合わせ、記事風の広告で広告やPRの表記がないものは事業者の表示であることが分かりにくい点にも注意すると見極めやすくなります。

がっちりマンデーや世界仰天ニュースで話題の痩せるコーヒー牛乳は番組公式情報で確認

がっちりマンデーや世界仰天ニュースで話題とされる痩せるコーヒー牛乳は、番組の公式情報では紹介された事実を確認できませんでした。

がっちりマンデーの公式サイトにある2023年1月から2026年10月25日放送分の一覧には、コーヒー牛乳や痩せる、ダイエットをタイトルに含む回は見当たりません。

コーヒーや乳業に関連する回は2025年6月1日の地元乳業の回と2025年11月30日の地元喫茶店の回で、番組noteの公開部分にも痩せるコーヒー牛乳の記述はなく、店やご当地の牛乳を扱う内容です。

世界仰天ニュースの公式サイトにはコーヒーやダイエットを題材にしたエピソードの見出しがあるものの、説明文や放送日の記載はなく、痩せるコーヒーやコーヒー牛乳を紹介した回は確認できていません。

牛乳や砂糖を加えたコーヒー牛乳は加えた分だけエネルギーが増えるため、番組名よりも栄養成分表示と機能性表示の有無で中身を確かめることが大切です。

「痩せるどころの騒ぎじゃない」など痩身効果をうたう広告は景品表示法の対象

痩せるどころの騒ぎじゃないといった痩身効果を強く印象づける広告も、景品表示法の規制の対象です。

景品表示法は、商品の内容を実際より著しく優良と誤認させる優良誤認表示を禁じ、効果をうたう表示には合理的な根拠を求めています。

消費者庁長官から根拠資料の提出を求められた事業者が資料を出さない場合や、資料が根拠と認められない場合は、不当表示とみなされます。

アフィリエイトサイトの記事であっても、広告主が内容の決定に関わっていれば広告主の表示という扱いになります。

広告主がその表示内容の決定に関与している場合(アフィリエイターに表示内容の決定を委ねている場合を含む。)には、景品表示法上は、広告主が行った表示とされる。

引用元:インターネット消費者取引に係る広告表示に関する景品表示法上の問題点及び留意事項 – 消費者庁

体験談に個人の感想ですと添えても見た人の受け止め方はほとんど変わらないという調査結果もあり、打消し表示があるから問題ないとは限りません。

強調表示と打消し表示とが矛盾するような場合は、一般消費者に誤認され、景品表示法上問題となるおそれがある。

引用元:打消し表示に関する表示方法及び表示内容に関する留意点(実態調査報告書のまとめ) – 消費者庁

痩せるどころの騒ぎじゃないという文言を使った広告の出所は公的資料では確認できていないため、特定の商品に結びつけず、強い表現の広告ほど届出表示や根拠を確かめる姿勢が大切でしょう。

食事制限や運動なしで痩せるかのような表示は優良誤認とされた例がある

食事制限や運動なしで痩せるかのような表示は、これまでに優良誤認とされ、措置命令を受けた例があります。

東京都は2025年3月28日、ダイエット食品のアフィリエイトサイトで、食事制限や運動をしなくても短い期間で腹部が痩せるかのように示した表示を優良誤認とし、措置命令を出しました。

事業者は根拠資料の提出を求められたものの、合理的な根拠を示す資料はないと回答しています。

合理的な根拠を示す資料は存在しない

引用元:景品表示法に基づく措置命令 – 東京都 生活文化スポーツ局

同じ事例では、インフルエンサーに依頼した投稿をその事実を明らかにせず販売サイトに転載した点も、ステルスマーケティングにあたると判断されました。

消費者庁の留意事項にも、就寝前に飲む以外は何も変えずに体型が変わっていくかのような表現が、問題となる例として掲載されています。

2026年4月から10月までに消費者庁が出した措置命令の一覧ではダイエット食品に関するものは確認できず、痩せるコーヒーそのものへの措置命令も見当たらないため、個々の商品を疑うより表示の言い回しに目を向けることが現実的です。

SNS広告からLINEで勧誘する痩身目的の商品販売に消費者庁が注意喚起

SNS広告からLINEに誘導して痩身目的の商品を次々に販売する手口について、消費者庁は2023年6月28日に注意喚起を公表しました。

公表資料によると、2021年9月以降、リバウンドしない、追加費用はかからないといった勧誘でお茶や錠剤を購入した後も追加購入を迫られたという相談が、各地の消費生活センターに寄せられていました。

消費者庁は、こうした勧誘に不実告知や断定的判断の提供にあたる行為があったと確認しています。

同様の手口はその後も続いており、埼玉県は2026年2月、薬剤師を名乗る相手から1か月で10キロ痩せると断定されて痩身茶とパッチを約8万円分購入した事例を紹介しました。

国民生活センターも、著名人を名乗るSNS上の勧誘をめぐる投資トラブルについて、まず疑ってみる姿勢を勧めています。

SNSで体重の減り方を断定する勧誘を受けたら、会社概要や特定商取引法に基づく表記を確かめ、判断に迷うときは消費者ホットライン188に相談するのが賢明です。

ドンキの痩せるコーヒーとは?市販のダイエットコーヒーの販売店と売り場を紹介

ドンキの痩せるコーヒーとは、ドンキホーテなどの店頭で見かけるダイエット向けのコーヒー商品を指す呼び方で、公式サイトにその名前の商品は見当たりません。

市販のダイエットコーヒーは、特定保健用食品、機能性表示食品、それ以外のいわゆる健康食品のいずれかに分かれ、表示できる内容が異なります。

保健機能食品とは、国が定めた安全性や有効性に関する基準などに従って食品の機能が表示されている食品です。

引用元:保健機能食品について – 消費者庁

ドンキホーテでは2026年10月5日から11月4日まで、BMIが高めの方の安静時のエネルギー消費の向上をサポートするコーヒー飲料の機能性表示食品、UCC TOTONOU by BLACK無糖 PET500mlを対象にしたmajicaのキャンペーンが行われています。

ドラッグストアの公式通販でも機能性表示食品のコーヒーやMCT配合の粉末飲料が扱われており、販売店によって品ぞろえに違いがあります。

販売店や売り場を探すときは、店舗ごとの在庫を電話などで確かめつつ、商品の分類と届出表示をパッケージで確認する流れが効率的です。

ドンキホーテの痩せるコーヒー・痩せるコーヒー牛乳の売り場と値段の調べ方

ドンキホーテの痩せるコーヒーや痩せるコーヒー牛乳の売り場と値段は、公式サイトの店舗検索とWEBチラシを使い、最後は店舗に問い合わせて調べるのが近道です。

ドンキホーテの公式サイトには地図や都道府県、現在地、営業時間などで店舗を探せる機能がある一方、個別の商品の在庫や価格を調べる機能はありません。

痩せるコーヒー牛乳という名前の商品も、公式サイトやmajicaのサイトでは確認できませんでした。

値段は店舗や時期によって変わるため、WEBチラシやmajica会員向けの価格情報、キャンペーンの案内をあわせて見ると目安をつかみやすくなります。

ドンキで痩せるコーヒーが売ってないと感じたときは、店舗検索で近隣店の連絡先を調べ、商品名を伝えて取り扱いを問い合わせると無駄が少ないでしょう。

ドンキの痩せるコーヒーの効果や副作用はパッケージの機能性表示と注意事項で確認

ドンキで買った痩せるコーヒーの効果や副作用は、パッケージにある機能性表示食品の届出表示と注意事項で確かめるのが基本です。

届出番号を消費者庁の届出情報検索に入力すると、届出者が一般消費者向けにまとめた様式Iで安全性と機能性の根拠の要約を確認できます。

たとえばドンキホーテなどでキャンペーン対象となっているUCC TOTONOU by BLACK無糖の届出表示は安静時のエネルギー消費の向上をサポートする機能であり、痩せるとは書かれていません。

機能性表示食品のパッケージには、国による評価を受けたものではないことや、多量に摂っても病気が治ったりより健康になったりするものではないことなどが記載されています。

コーヒー系の商品はカフェインも含むため、子どもや妊娠中、授乳中の人、カフェインに敏感な人は量に気を配り、体調に異変を感じたら飲むのをやめて医師に相談してください。

コンビニで買えるダイエットコーヒーのおすすめは機能性表示食品やトクホから選ぶ

コンビニで買えるダイエットコーヒーのおすすめを選ぶなら、トクホのマークか機能性表示食品の届出番号がある商品から絞り込むのが妥当です。

特定保健用食品は食品ごとに有効性や安全性について国の審査を受けて許可を得たもので、機能性表示食品は事業者が届け出る制度という違いがあります。

特定保健用食品として販売するには、食品ごとに食品の有効性や安全性について国の審査を受け、許可を得なければなりません。

引用元:特定保健用食品について – 消費者庁

特定保健用食品と機能性表示食品、いわゆる健康食品の国の関与や表示できる内容、確認方法を比較した結果は以下のとおりです。

特定保健用食品・機能性表示食品・いわゆる健康食品の比較
分類国の関与機能の表示確認方法
特定保健用食品食品ごとに国が有効性と安全性を審査して許可許可された保健の用途を表示できる消費者庁の許可品目一覧で確認
機能性表示食品事業者が販売前に消費者庁長官へ届け出る、国の審査はなし届け出た機能性を表示できる消費者庁の届出情報検索で届出番号や商品名から確認
いわゆる健康食品届出や許可の手続きはなし機能性の表示は認められていない栄養成分表示と原材料名で中身を確認

かつてコーヒーのトクホとして知られたヘルシアコーヒーは、2024年に花王からキリンビバレッジへ譲渡されたヘルシアブランドの製品一覧に含まれておらず、現在コンビニで買えるトクホのコーヒー飲料は今回の調査では確認できていません。

コンビニでは、トクホなら許可された保健の用途、機能性表示食品なら届出表示の対象者を確かめ、いわゆる健康食品は無糖かどうかを栄養成分表示で見て選ぶと、目的に合ったダイエットコーヒーを選びやすくなります。

ツルハやスギ薬局などドラッグストアで買える市販のダイエットコーヒーの探し方

ツルハやスギ薬局などのドラッグストアで市販のダイエットコーヒーを探すなら、公式通販の検索や店舗検索を使い、商品名ではなく機能性表示食品の届出番号の有無で見分けるとよいでしょう。

ツルハグループe-shopで2026年10月30日にコーヒーと検索すると56件が表示され、機能性表示食品のコーヒーとダイエットの語を含む粉末飲料などが混在していました。

ツルハグループe-shopに掲載されていた主なコーヒー商品の分類や内容量、2026年10月30日時点の公式通販価格を比較した結果は以下のとおりです。

ツルハグループe-shopに掲載されていた主なコーヒー商品の比較(2026年10月30日時点)
商品名分類内容量公式通販価格関与成分と届出表示の内容
メロディアン スリーダウンコーヒー機能性表示食品、届出番号G6916個入り、濃縮タイプ税込511円エラグ酸、肥満気味の方の体重や体脂肪、内臓脂肪などの減少をサポート
オリヒロ 賢人の珈琲機能性表示食品4.5gが30本税込1,518円イソマルトデキストリンとGABA、食後血糖値や食後の血中中性脂肪、血圧に関する表示
山本漢方 スリム珈琲 ドリップタイプ掲載名からは機能性表示食品かどうかを確認できず9gが10パック税込860円掲載名からは確認できず
ファイン MCT クレンズコーヒー粉末清涼飲料30本税込1,680円掲載名からは確認できず

賢人の珈琲は体重ではなく食後血糖値や血圧に関する届出で、スリム珈琲やMCTクレンズコーヒーは掲載名からは機能性表示食品かどうかを確認できなかったため、体重や体脂肪に関する機能を求める肥満気味の方は、スリーダウンコーヒーのように届出表示の対象が合う商品を選ぶ必要があります。

スギ薬局は公式サイトの店舗検索で近くの店舗を探せるものの、商品の在庫検索の案内はないため、店舗に直接問い合わせて取り扱いを確かめましょう。

痩せるコーヒーはなぜ痩せる?クロロゲン酸・カフェイン・MCTの成分と脂肪燃焼の関係

痩せるコーヒーがなぜ痩せると言われるのかというと、配合されるクロロゲン酸類、カフェイン、MCTに、脂肪の利用やエネルギー消費を少し高める働きが報告されているためです。

3つの成分はいずれも脂肪を溶かすのではなく、脂肪がエネルギーとして使われる割合や消費量を押し上げる方向に作用すると考えられています。

クロロゲン酸類は内臓脂肪、カフェインは運動中の脂肪燃焼、MCTは通常の油との置き換えという、それぞれ異なる条件で効果が調べられてきました。

研究で示された効果量はいずれも小さく、体重の変化は1kg前後にとどまる報告が中心です。

消費エネルギーが摂取エネルギーを上回らなければ痩せないという原則は成分が変わっても同じであり、痩せるコーヒーは食事と運動の土台の上で働く補助的な存在と捉えると理解しやすいでしょう。

クロロゲン酸類はBMIが高めの人の内臓脂肪を減らす機能が届け出られている成分

コーヒー豆由来のクロロゲン酸類は、BMIが高めの人の内臓脂肪を減らす機能が機能性表示食品として届け出られているポリフェノールの一種です。

根拠となる代表的な試験は食品メーカーの研究者らが中心となって行ったランダム化比較試験で、著者6人のうち5人が同じメーカーに所属しています。

BMIが25以上30未満の健康な成人150人が、1杯あたりクロロゲン酸369mgを含むコーヒーか35mgの対照コーヒーを12週間飲んだ結果、内臓脂肪面積はクロロゲン酸群で9.0平方センチメートル、対照群で1.0平方センチメートル減少しました。

high-CGA (369 mg CGA/serving) or control (35 mg CGA/serving) coffee

引用元:Coffee Abundant in Chlorogenic Acids Reduces Abdominal Fat in Overweight Adults: A Randomized, Double-Blind, Controlled Trial – PubMed

対象がBMIの高めな人に限られている点は重要で、16試験のメタ解析でもBMI25以上の人でより大きな減少が見られています。

企業関係者による試験である点を踏まえ、複数の試験をまとめた解析での体重の変化が0.6〜1.3kg程度であることもあわせて見ると、内臓脂肪を減らすコーヒーは届出表示の対象者が食事と運動に取り組むなかで役立つ可能性がある食品といえます。

カフェインには運動中の脂肪燃焼(脂肪酸化)を高める働きがあるという研究報告

カフェインには、運動中に脂肪がエネルギーとして使われる割合、つまり脂肪酸化を高める働きがあると研究で報告されています。

19のクロスオーバー試験を統合したメタ解析では、運動前のカフェイン摂取で脂肪酸化の速度が有意に高まり、効果を得るには体重1kgあたり3mgを超える量が必要でした。

pre-exercise intake of a moderate dose of caffeine may effectively increase fat utilization during aerobic exercise of submaximal intensity performed after a fasting period

引用元:Effect of Acute Caffeine Intake on the Fat Oxidation Rate during Exercise: A Systematic Review and Meta-Analysis – PubMed

同じ解析では、空腹時の運動や運動習慣のない人で効果が出やすい傾向も示されています。

94研究を対象にした別の解析では、体力レベルや性別、用量による差は見られませんでした。

活動的な男性15人の試験では、体重1kgあたり3mgのカフェインで最大脂肪酸化量が午前に10.7パーセント、午後に29.0パーセント増えています。

脂肪酸化の増加は運動中の一時的な指標であり、長期の体重減少を直接示すものではないため、カフェイン入りの痩せるコーヒーは運動と組み合わせてこそ意味を持つと考えるのが妥当です。

MCT(中鎖脂肪酸)は通常の油と置き換えた場合に体重の減少が報告されている

MCTは、普段使う油を置き換えた場合に体重が0.5〜0.7kg程度減ったと報告されている脂質です。

中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸と違い、門脈から肝臓へ直接運ばれて速やかに酸化されるため、体脂肪として蓄積されにくいと考えられています。

are absorbed into portal vein and directly transported to the liver for rapid oxidation

引用元:中鎖脂肪酸の栄養学的研究 – CiNii Research

解説の著者は食品メーカーの研究所に所属しており、企業関係者による総説である点も踏まえておく必要があります。

ランダム化比較試験をまとめた解析では、長鎖脂肪酸をMCTに置き換えた条件で体重が0.51kg、別の解析で0.69kg減少し、根拠の質は低〜中等度と評価されました。

Replacement of LCTs with MCTs in the diet could potentially induce modest reductions in body weight and composition

引用元:Effects of medium-chain triglycerides on weight loss and body composition: a meta-analysis of randomized controlled trials – PubMed

健康な男女78人の国内試験でも、BMI23以上の人では油をMCTにした群で体脂肪の減少が大きかった一方、BMI23未満では差がありませんでした。

いずれも置き換えが前提で、MCTも1gあたり約9kcalの脂質のため、普段の食事に上乗せすれば摂取エネルギーは増えることを覚えておきましょう。

コーヒーの脂肪燃焼効果の大きさと脂肪を溶かす・脂肪が便で出るという説の真偽

コーヒーの脂肪燃焼効果は運動中の脂肪の使われ方を少し高める程度で、脂肪を溶かす、脂肪が便で出るといった説を支える根拠は今回の調査では見つかりませんでした。

医学的に脂肪燃焼とは、体脂肪や血中の脂肪酸がエネルギーとして使われる脂肪酸化を指します。

体脂肪が減るのは、脂肪細胞にためられた中性脂肪が分解され、脂肪酸としてエネルギーに使われたときです。

飲み物によって体脂肪が溶けて消えるという仕組みはなく、脂肪を溶かすコーヒーという言い方は体の働きと合っていません。

効果の大きさと便の話はこのあと詳しく取り上げるので、痩せるコーヒーの宣伝文句を見る際の判断材料にしてください。

コーヒーの脂肪燃焼はどのくらい?研究で示された効果量の目安

コーヒーの脂肪燃焼はどのくらいかというと、カフェインで1日のエネルギー消費が約100kcal増える程度という研究結果が目安になります。

カテキンとカフェインの研究をまとめたメタ解析では、カフェイン単独で24時間のエネルギー消費が429.1kJ、率にして4.8パーセント増えたと報告されています。

1kcalを約4.184kJとして公表値から計算すると、約100kcalに相当します。

同じ解析で、カフェイン単独による24時間の脂肪酸化の増加は9.5gで、統計的に有意な差ではありませんでした。

運動中の脂肪酸化についても、94研究の解析で効果量は0.39という小さな値にとどまっています。

コーヒーを飲む習慣だけで体脂肪が何kgも燃えるわけではなく、1日数十〜100kcal程度の消費増と1kg前後の体重変化が研究上の目安と覚えておくと、過度な期待を防げるでしょう。

痩せるコーヒーを飲むと脂肪が便として出るのか?脂肪の吸収と排出の仕組み

痩せるコーヒーを飲むと脂肪が便として出るという説について、コーヒーの成分にそうした作用を確かめた公的資料やヒト試験は今回の調査では見つかっていません。

食事の脂質は胆汁酸の働きで脂質ミセルという粒になり、腸の中でミセルが崩れて放出された脂質が吸収されます。

脂質ミセルが腸管で崩壊することなく、安定性が高い場合は、脂質ミセルのまま、大腸に移行して糞便として排泄され、脂質が消化管吸収されなくなる。

引用元:中性脂肪の吸収の程度を推定するための脂質ミセルの in vitro 安定性評価系 – 和歌山県立医科大学

便に脂肪が出るのは吸収されなかった分で、脂肪の吸収を抑えて便に出す仕組みは、医薬品のリパーゼ阻害薬で知られるものです。

要指導医薬品として承認されたオルリスタットも、生活習慣の改善に取り組んでいる場合に限った内臓脂肪と腹囲の減少が効能で、食事と運動の見直しが前提となっています。

クロロゲン酸の試験で示されたのは内臓脂肪面積や体重の小さな減少であり、MCTはむしろ吸収されやすい脂質のため、痩せるコーヒーで脂肪が減る経路はエネルギーとして消費されることだと理解しておきましょう。

痩せるコーヒーの効果的な飲み方とタイミング!コーヒー牛乳やバターコーヒーとの違い

痩せるコーヒーの効果的な飲み方は、運動の前に適量を飲み、夕方以降は控え、牛乳や砂糖、バターなどで余分なカロリーを足さないことが基本です。

研究で脂肪酸化の増加が示されたのは、運動のおよそ60分前に体重1kgあたり3mg以上のカフェインを空腹時に摂った条件でした。

機能性表示食品の痩せるコーヒーは届出の1日摂取目安量を守ることが前提で、量を増やしても効果は大きくなりません。

ブラックのコーヒーはエネルギーがほとんどない一方、牛乳や砂糖、バターを加えると本体よりはるかに大きなエネルギーが上乗せされます。

緑茶を混ぜる飲み方も含め、飲み物の工夫だけで体重を大きく減らすのは難しいため、タイミングや組み合わせは生活習慣を整える一環として取り入れるのが賢明でしょう。

痩せるコーヒーを飲むタイミングは運動前?研究で用いられた体重1kgあたりの摂取量

痩せるコーヒーを飲むタイミングは研究上は運動前が目安で、体重1kgあたり3mg程度のカフェイン量が用いられてきました。

国際スポーツ栄養学会の見解では、運動能力の向上に一貫して有効な量は体重1kgあたり3〜6mgで、摂取のタイミングは運動の60分前が一般的とされています。

The most commonly used timing of caffeine supplementation is 60 min pre-exercise.

引用元:International society of sports nutrition position stand: caffeine and exercise performance – PubMed

体重60kgの人なら3mgは180mgにあたり、厚生労働省が示すコーヒー浸出液の100mLあたり60mgという数値から計算すると約300mL、237mLのマグカップで1杯強に相当します。

1日の上限の目安である400mgを超えないよう、ほかのコーヒーやお茶、エナジードリンクと合算して考える必要があります。

紹介した研究は運動中の脂肪酸化や運動能力を短い時間で測ったもので、運動前の1杯で痩せると示した長期試験ではない点に注意してください。

カフェインの効き方には遺伝や普段の摂取量による個人差もあるため、少なめの量で運動前の1杯を取り入れ、睡眠や体調への影響を見ながら調整していくのが無理のない進め方でしょう。

夕方以降のカフェインは睡眠の妨げになるため痩せるコーヒーを飲む時間に注意

夕方以降にカフェインを摂ると睡眠の妨げになるため、痩せるコーヒーは午前から日中のうちに飲むのが望ましいといえます。

厚生労働省の健康づくりのための睡眠ガイド2023は、夕方以降のカフェイン摂取を控えるよう勧めています。

夕方以降のカフェイン摂取、飲酒、喫煙は睡眠の妨げになるため控えましょう。

引用元:Good Sleep ガイド -健康づくりのための睡眠ガイド2023- – 厚生労働省

同じガイドにある、1日の摂取総量が多いと午前中に摂っても夜の睡眠に影響する場合があるという指摘も見逃せません。

健康な成人12人を対象にした試験では、就寝の6時間前に400mgのカフェインを摂った場合でも睡眠が有意に妨げられ、総睡眠時間は1時間以上短くなりました。

caffeine taken 6 hours before bedtime has important disruptive effects on sleep

引用元:Caffeine effects on sleep taken 0, 3, or 6 hours before going to bed – PubMed

小規模な試験ではあるものの、著者は就寝の少なくとも6時間前から多量のカフェインを避ける助言を支持しています。

夜に運動する習慣がある人は、運動前の痩せるコーヒーをカフェインの少ない飲み物に替えるなど、睡眠時間を削らない工夫をするとよいでしょう。

痩せるコーヒー牛乳は本当に痩せる?牛乳や砂糖を加えたときのカロリーの違い

痩せるコーヒー牛乳は、牛乳や砂糖を加えた分だけカロリーが増えるため、ブラックで飲む場合より痩せる方向には働きにくい飲み物です。

体重は摂取と消費のエネルギー収支で決まるため、脂肪の利用を高める成分が入っていても、加えた牛乳や砂糖のエネルギーがそれを上回れば減量にはつながりません。

文部科学省の食品成分データベースに載っているコーヒー浸出液、普通牛乳、上白糖のエネルギーや炭水化物を比較した結果は以下のとおりです。

コーヒー浸出液・普通牛乳・上白糖のエネルギーと炭水化物の比較
食品100gあたりのエネルギー100gあたりの炭水化物1杯に使う量の例とエネルギーの目安
コーヒー浸出液4kcal0.7g100gで約4kcal
普通牛乳61kcal4.8g200gで約122kcal
上白糖391kcal99.3g小さじ1杯約3gで約12kcal

エネルギー 61 kcal

引用元:普通牛乳 – 文部科学省 食品成分データベース

エネルギー 391 kcal

引用元:上白糖 – 文部科学省 食品成分データベース

表の右列は公表値からの計算で、牛乳200gと砂糖小さじ1杯を加えたコーヒー牛乳はおよそ130kcal台となり、ブラックコーヒーの十数倍以上のエネルギーになります。

痩せるコーヒー牛乳を選ぶなら、市販品は栄養成分表示のエネルギーと炭水化物を確かめ、自分で作る場合は牛乳の量を減らすか砂糖を入れずに飲むと、コーヒー浸出液に近いエネルギーに抑えられるでしょう。

バターコーヒーダイエットで痩せないのはなぜ?カロリーと飽和脂肪酸の多さに注意

バターコーヒーダイエットで痩せないのは、バターとMCTオイルの脂質で1杯あたりのカロリーが大きく増え、飽和脂肪酸も多くなるためです。

文部科学省の食品成分データベースでは、有塩バターは100gあたり700kcal、飽和脂肪酸は50.45gとされています。

成分表の値から計算した数値を含め、バターコーヒーで痩せない理由を以下にまとめました。

  • カロリーの上乗せ:バター10gで約70kcal、MCTオイル大さじ1杯約14gで約120kcalが加わり、食事を減らさなければ摂取エネルギーが増える
  • MCTの効果量:体重の減少は通常の油と置き換えた条件で0.5〜0.7kg程度と小さい
  • 飽和脂肪酸の多さ:バター10gで約5gの飽和脂肪酸を摂ることになる

農林水産省は、飽和脂肪酸をとりすぎると血中総コレステロールが増え、循環器疾患のリスクが高まることが予想されると説明しています。

飽和脂肪酸をとりすぎると、血中総コレステロールが増加し、心筋梗塞をはじめとする循環器疾患のリスクが増加することが予想されています。

引用元:脂質による健康影響 – 農林水産省

食事摂取基準の目標量である総エネルギーの7パーセント以下を1日2,000kcalに当てはめて計算すると約15.6gとなり、バター10gでその3分の1近くを占める計算です。

バターコーヒーを朝食代わりにする場合も、1日の摂取エネルギーと脂質の量を把握し、運動による消費とのバランスを整えることが減量の近道といえます。

緑茶コーヒーダイエットで痩せないときは食事と運動の習慣を見直すことが大切

緑茶コーヒーダイエットで痩せないときは、飲み物を工夫するより食事と運動の習慣を見直すことが大切です。

過体重や肥満の成人を対象に12週間以上の緑茶製剤の試験を集めたコクランレビューでは、体重の減少は小さく、統計的に有意ではないと結論づけられています。

Green tea preparations appear to induce a small, statistically non-significant weight loss in overweight or obese adults.

引用元:Green tea for weight loss and weight maintenance in overweight or obese adults – PubMed

日本以外で行われた6試験532人の統合では体重の差が0.04kgにとどまり、減量後の体重維持にも有意な効果は見られませんでした。

カテキンとカフェインの組み合わせで24時間の脂肪酸化が12.2g増えたという報告はあるものの、短い期間の代謝測定の結果であり、体重の変化とは分けて考える必要があります。

緑茶とコーヒーを合わせるとカフェインの総量も増えるため、1日400mgの目安を意識しながら、厚生労働省が勧める有酸素運動と食事量の見直しに取り組むほうが減量の成果につながりやすいでしょう。

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