女性用プロテインのおすすめは目的と味で選ぶのが近道です。
メーカーは運動の目的に合わせてホエイとソイを使い分けるよう案内しています。
筋量や筋力に差はないとする分析もあり、好みで選ぶのが現実的でしょう。
女性のたんぱく質推奨量は18〜64歳で1日50g。
ランキングには含有率81.3%の商品も1食76kcalのソイプロテインも並びます。
コラーゲン由来はトリプトファンを欠き、女性用プロテインのおすすめでは補助役。
たんぱく質のとりすぎは将来的な腎機能などへの悪影響につながるおそれがあるとされ、適量が肝心です。
- ホエイかソイかはメーカーの案内を参考に、体質や好みで選ぶ
- 女性のたんぱく質推奨量は1日50g(18〜64歳)
- コラーゲン由来のタイプはホエイやソイの補助として使う
- とりすぎに注意し、適量を守る
女性用プロテインのおすすめ人気ランキング!美味しい商品を成分と味で比較
女性用プロテインのおすすめ人気ランキングでは、1食あたりのたんぱく質量やカロリー、原料、味のバリエーションを軸に14商品を紹介します。
18〜64歳の女性のたんぱく質の推奨量は1日50gとされており、1食で何gとれるかを比べると、食事で足りない分を補う量の目安をつかみやすくなるでしょう。
ザバス ホエイプロテイン100とVALX ソイプロテインなど主な商品の1食の量やたんぱく質量、エネルギーを、メーカー公式サイトの表示で比較した結果は以下のとおりです。
| 商品名 | 主な原料 | 1食の量 | エネルギー | たんぱく質 | 含有率の目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| ザバス ホエイプロテイン100 リッチショコラ味 | ホエイ | 28g | 108kcal | 19.5g | 約70% |
| ザバス シェイプ&ビューティ ミルクティー風味 | 大豆 | 21g | 76kcal | 12.5g | 約60% |
| VALX ハイブリッドプロテイン チョコレート風味 | ホエイとソイ | 30g | 115kcal | 22.3g | 約74.3% |
| CLEVER マッスルプロテイン チョコレート味 | WPI | 30g | 109kcal | 24.4g | 約81.3% |
| ザバス ソイプロテイン100 ココア味 | 大豆 | 28g | 103kcal | 20.0g | 約71.4% |
| THE PROTEIN ソイプロテイン リッチチョコ風味 | 大豆 | 約20g | 73kcal | 15.0g | 約75% |
| コラテイン | コラーゲン | 15g | 55kcal以下 | 10.5g | 約70% |
| VALX ソイプロテイン チョコレート風味 | 大豆 | 20g | 76kcal | 16.1g | 約80.5% |
1食のたんぱく質量を重視するならCLEVER マッスルプロテインやVALX ハイブリッドプロテイン、カロリーを抑えたいならザバス シェイプ&ビューティやVALX ソイプロテインを候補にすると選びやすくなります。
栄養成分の数値はリニューアルで変わる場合があるので、購入前にパッケージの表示を確かめたうえで、成分と味の両面から自分に合う女性用プロテインを選びましょう。
1位 ザバス ホエイプロテイン100 リッチショコラ味は溶けやすく飲みやすいプロテイン
ザバス ホエイプロテイン100 リッチショコラ味は、溶けやすさを追求したと明治が説明している、チョコレート系の味わいのホエイプロテインです。
メーカー公式サイトによると、1食28gあたりのたんぱく質は19.5g、エネルギーは108kcal、脂質は2.0gと表示されています。
たんぱく質の含有率は約70%で、女性の1日の推奨量50gのうち約4割を1食で補える計算になる点が魅力です。
甘味料にはアスパルテーム、L-フェニルアラニン化合物、スクラロースが使われ、アレルギー表示には乳成分と大豆が含まれます。
チョコレート系の味が好みで、ホエイプロテインを基準にほかの商品と比べたい女性は、まず候補に入れておくと選びやすいでしょう。
2位 ザバス シェイプ&ビューティは鉄分やコラーゲンを配合した女性向けプロテイン
ザバス シェイプ&ビューティは、鉄やカルシウム、コラーゲンペプチド、ビタミン類を配合した大豆プロテインで、明治は運動に取り組む女性に向けた商品として紹介しています。
公式サイトのミルクティー風味900gの表示では、1食21gあたりたんぱく質12.5g、エネルギー76kcal、鉄3.65mg、カルシウム280mg、コラーゲンペプチド1500mgです。
月経のある女性の鉄の推奨量は1日10.0〜10.5mgとされており、1食の鉄3.65mgはその約3分の1にあたります。
原材料には魚コラーゲンペプチドが使われ、アレルギー表示は乳成分、大豆、ゼラチンとなっているので、該当する食品にアレルギーがある人は表示を確かめておくと賢明です。
たんぱく質量は1食12.5gと控えめなため、鉄分やカルシウムも一緒にとりたい女性が、食事と組み合わせて使う1本として選ぶとよいでしょう。
3位 VALX ハイブリッドプロテインはホエイとソイを配合しタンパク質含有率74.3%
VALX ハイブリッドプロテインは、ホエイとソイの2種類のたんぱく質を組み合わせたプロテインで、チョコレート風味のたんぱく質含有率は1食30gあたりの重量比で約74.3%(公式表示は無水物換算で79.7%)です。
公式ストアによると、チョコレート風味は1食30gあたりエネルギー115kcal、たんぱく質22.3g、脂質1.5g、炭水化物2.9gと表示されています。
カフェオレ風味は1食あたりたんぱく質21.8g、117kcalで、含有率に換算すると約72.7%(公式表示は無水物換算で77.5%)となり、フレーバーによって数値が少し異なる点に注意が必要です。
メーカーは吸収の速いホエイとゆっくり吸収されるソイをバランスよく配合したと説明しており、乳と大豆の両方の特徴を1本で取り入れたい人を想定した設計といえます。
アレルギー表示には乳成分と大豆が含まれるので、どちらにも問題がなく、1食20g以上のたんぱく質を目安にしたい女性に向いている商品でしょう。
4位 CLEVER マッスルプロテインはWPIのみを使いタンパク質含有率が81.3%と高め
CLEVER マッスルプロテインは、たんぱく原料にWPIだけを使ったホエイプロテインで、たんぱく質含有率は81.3%と今回紹介する商品の中でも高めです。
ネイチャーラボの公式サイトでは、WPIシリーズのチョコレート味600gについて、1食30gあたりたんぱく質24.4g、エネルギー109kcal、脂質0.48g、炭水化物2.19gという表示になっています。
WPIは乳清たんぱくの中でもたんぱく質の割合を高めた原料で、メーカーは高純度のピュアプロテインとうたっています。
甘味料にはステビア、スクラロース、アセスルファムKが使われ、一部に乳成分と大豆を含む点も押さえておきましょう。
脂質や炭水化物を抑えながら1食で多くのたんぱく質をとりたい女性にとって、比較の候補に入れておきたい商品といえます。
5位 ザバス ソイプロテイン100 ココア味はたんぱく原料に大豆プロテインのみを使用
ザバス ソイプロテイン100 ココア味は、たんぱく原料に大豆プロテインのみを使ったソイプロテインです。
明治の公式サイトでは、1食28gあたりたんぱく質20.0g、エネルギー103kcal、脂質1.4g、炭水化物3.0gと表示されています。
たんぱく質の含有率は約71.4%で、メーカーが溶けやすさを追求したおいしく飲みやすい大豆プロテインと紹介している商品です。
たんぱく原料が大豆だけでも、アレルギー表示には乳成分と大豆が含まれているため、乳を避けたい人向けの商品とは言い切れません。
甘味料はアスパルテーム、L-フェニルアラニン化合物、スクラロース、アセスルファムKで、ココア味のソイプロテインを探している女性は、こうした表示を確かめたうえで選ぶと納得しやすいでしょう。
6位 武内製薬 THE PROTEIN ソイプロテインは乳酸菌と11種のビタミンを配合
武内製薬 THE PROTEIN ソイプロテインは、乳酸菌と11種のビタミンを配合したソイプロテインです。
公式情報では、1回の目安量は約20gで、リッチチョコ風味はエネルギー73kcal、たんぱく質15.0g、脂質0.4g、炭水化物2.3gと案内されています。
フレーバーによってエネルギーは73〜77kcal、たんぱく質は15.0〜15.4gと幅があり、アミノ酸スコアは100という表示です。
2026年6月2日のメーカーのプレスリリースでは、1kgで3,280円税込と案内されていました。
低カロリーなソイプロテインに、ビタミンや乳酸菌もまとめて取り入れたい女性が、好みの味から選べる点が利点です。
7位 コラテイン レモネード味はコラーゲン由来のたんぱく質を90%含むプロテイン
コラテイン レモネード味は、コラーゲン由来のたんぱく質を90%含むとされる、ほかのプロテインとは原料が異なる商品です。
公式サイトでは、1食15gあたりたんぱく質10.5g、コラーゲンペプチド9,450mg、ビタミンC 100mgと記載され、栄養機能食品として販売されています。
1杯のエネルギーは55kcal以下で、210gの袋で14回分の量です。
コラーゲンは必須アミノ酸のトリプトファンを含まないので、たんぱく質の主な供給源をこの商品だけにせず、肉や魚、大豆製品などと組み合わせることを意識しましょう。
コラーゲンでアレルギーを起こした報告もあるため、アレルギー体質の人は原材料を確かめ、美容を意識して食事にコラーゲンを足したい女性が補助的に使うとよいでしょう。
8位 VALX ソイプロテイン チョコレート風味は1食76kcalでイソフラボンも摂れる
VALX ソイプロテイン チョコレート風味は、1食20gあたり76kcalと低めのカロリーに抑えられたソイプロテインです。
公式ストアの表示では、1食あたりたんぱく質16.1g、脂質1.0g、炭水化物0.7g、食塩相当量0.5gとされています。
メーカーはたんぱく質とイソフラボンのWサポートと紹介していますが、公式ページにイソフラボンの含有量の数値は記載されていません。
大豆イソフラボンは1日の摂取目安量の上限が示されている成分のため、ほかの大豆食品やサプリメントとの合計を意識しておくと賢明です。
低カロリーのソイプロテインを探している女性に向く一方、アレルギー表示に乳成分と大豆が含まれる点は押さえておきましょう。
9位 ザバス ソイプロテイン100 ミルクティー風味は紅茶が香る飲みやすい味わい
ザバス ソイプロテイン100 ミルクティー風味は、原材料に紅茶エキスパウダーを使ったソイプロテインで、紅茶の風味を好む人向けのフレーバーです。
明治の公式サイトでは、1食28gあたりたんぱく質20.0g、エネルギー106kcal、脂質1.2g、炭水化物4.0gと表示されています。
たんぱく質量はココア味と同じ20.0gで、味の好みに合わせてフレーバーを選び分けられる点が魅力です。
甘味料はアスパルテーム、L-フェニルアラニン化合物、スクラロース、アセスルファムKで、一部に乳成分と大豆を含みます。
飲みやすさの感じ方には個人差があるものの、チョコレート系以外の味でソイプロテインを続けたい女性には検討する価値があるでしょう。
10位 ULTORA ホエイプロテインは甘味料にステビアを使ったWPI配合のプロテイン
ULTORA ホエイプロテインは、甘味料にステビアを使い、純度の高いWPIをブレンドしたとメーカーが説明しているホエイプロテインです。
公式ストアのホエイプロテイン フォー ボディメイク チョコレート風味810gは、1食35gあたりエネルギー121kcal、たんぱく質20.9g、脂質1.8g、炭水化物9.0gと、配合規格量からの推定値で表示されています。
たんぱく質の含有率に換算すると約60%で、1食の量が35gとほかの商品より多めの設計です。
公式ストアのホエイにはBASICの810gとWPI100の1,000gがあるため、購入時は商品名とフレーバーを確かめる必要があります。
アレルギー表示は乳成分と大豆で、甘味料の種類を気にする女性が、ステビアを使ったホエイプロテインを探すときの選択肢になるでしょう。
11位 アンファー 美容プロテイン リッチは甘味料や香料が無添加のソイプロテイン
アンファー 美容プロテイン リッチは、甘味料、香料、着色料、酸化防止剤、増粘剤を使わず、グルテンフリーにした6つの無添加をうたうソイプロテインです。
2026年5月13日のメーカーのプレスリリースでは、ドクターズ ナチュラル レシピ 美容プロテイン リッチ 黒ごまきなこ味として、350gで約14食分と案内されています。
配合成分には乳酸菌や食物繊維、亜鉛、ビタミンなどが挙げられます。
1食あたりのたんぱく質量やエネルギー、イソフラボンの量は、今回確認したメーカーの発表資料には記載がなかったため、購入時にパッケージの栄養成分表示を確かめましょう。
甘味料や香料を使っていない黒ごまきなこ味のソイプロテインを探している女性にとって、原材料のシンプルさを重視するときの候補といえます。
12位 ビーレジェンド ホエイプロテインは添加物を抑えて溶けやすさにこだわった商品
ビーレジェンド ホエイプロテインは、添加物を極力使わず抜群の溶けやすさを実現したとメーカーが説明しているホエイプロテインです。
公式サイトでは、たんぱく原料にはホエイプロテインのみを使用しているとされ、ナチュラルのさわやかミルク風味は1食あたり118.3kcal、脂質1.5gと案内されています。
1回量は専用の大スプーンすりきり1杯が目安です。
1食あたりのたんぱく質量や甘味料の種類は公式ページで確認できず、成分値はロットにより変わることがあるとも記載されています。
正確な数値はパッケージ裏面で確かめるよう案内されているので、溶けやすさを重視してホエイを選びたい女性は、表示を確かめたうえで比較するとよいでしょう。
13位 エクスプロージョン ナチュラルホエイプロテインは濃厚なチョコレート風味
エクスプロージョン ナチュラルホエイプロテインのミルクチョコレート味は、メーカーが有名店のような絶品のチョコレート風味と紹介している、濃厚さが特徴のホエイプロテインです。
公式ストアでは3kgの商品として掲載され、甘さの目安は甘いと表示されています。
2026年11月4日時点では、商品ページに販売期間外の商品ですと表示されており、購入できるかどうかは事前の確認が欠かせません。
栄養成分は公式ストアでは画像のみの掲載で、本記事では1食あたりのたんぱく質量やエネルギーの数値を記載していない点にご注意ください。
甘いチョコレート味のホエイを好む女性は、販売状況とパッケージの栄養成分表示を確かめてから検討しましょう。
14位 VITAS ホエイプロテインはキウイやヨーグルトなどフルーツ系フレーバーが豊富
VITAS ホエイプロテインは、キウイやブルーベリーヨーグルト、ピーチヨーグルトなど、フルーツ系のフレーバーをそろえたWPCのホエイプロテインです。
公式オンラインストアには、これらのフレーバーがそれぞれ700gの商品として掲載されています。
栄養成分は公式ページの文字情報では確認できず、画像での掲載となっているため、たんぱく質量やエネルギーは購入前にパッケージや商品画像で確かめましょう。
原材料には乳清たんぱくと大豆由来の乳化剤が含まれ、甘味料はフレーバーごとに組み合わせが異なります。
チョコレートやココア以外の味でプロテインを続けたい女性にとって、選択肢を広げられるブランドといえるでしょう。
VITAS キウイ風味はフルーツ系フレーバーのWPCホエイプロテイン
VITAS キウイ風味は、フルーツ系の味わいを楽しめるWPCのホエイプロテインです。
公式ストアにはPROTEIN WPC キウイ700gとして掲載され、甘味料にはアスパルテーム、L-フェニルアラニン化合物、スクラロース、ステビアが使われています。
さっぱりした味わいかどうかは公式サイトの文字情報では確認できず、味の感じ方には個人差があります。
原材料には乳清たんぱくと大豆由来の乳化剤が含まれるため、乳や大豆のアレルギーがある人は表示の確認が欠かせません。
甘いチョコレート味が続いて飽きてきた女性が、気分を変えるフレーバーとして取り入れるとよいでしょう。
VITAS ブルーベリーヨーグルト風味はベリーとヨーグルトを合わせたフレーバー
VITAS ブルーベリーヨーグルト風味は、ベリーとヨーグルトを組み合わせたフルーティな味わいのホエイプロテインです。
公式ストアにはPROTEIN WPC ブルーベリーヨーグルト700gとして掲載され、甘味料はアスパルテーム、L-フェニルアラニン化合物、スクラロース、アセスルファムKと表示されています。
甘さ控えめかどうかは公式サイトの文字情報では確かめられなかったため、甘さの感じ方は人によって異なると考えておくのが賢明です。
原材料には乳清たんぱくと大豆由来の乳化剤が含まれます。
ヨーグルト系の味が好みの女性は、キウイやピーチと飲み比べて自分の好みに合うフレーバーを見つけるとよいでしょう。
VITAS ピーチヨーグルト風味は製造国が日本のWPCホエイプロテイン
VITAS ピーチヨーグルト風味は、製造国が日本と表示されているホエイプロテインです。
公式ストアのPROTEIN WPC ピーチヨーグルト700gの表示では、原材料に乳清たんぱく、ヨーグルトパウダー、大豆由来の乳化剤が含まれています。
甘味料はアスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース、ステビアの3種類です。
飲み口がさっぱりしているかどうかは公式サイトの文字情報では確認できず、好みによって評価が分かれる可能性があります。
国内で製造された商品を選びたい女性や、桃とヨーグルトの組み合わせが好きな人にとって、候補に入れやすいフレーバーでしょう。
番外編 ザバス ジュニアプロテインは子ども向けの商品で大人の女性にはたんぱく質量が控えめ
ザバス ジュニアプロテインは子ども向けに作られた商品で、大人の女性が主なたんぱく源として使うには1食のたんぱく質量が控えめです。
明治の公式サイトでは、1食14gあたりのたんぱく質は6.0gで、ココア味はエネルギー51kcal、カルシウム462mg、鉄4.6mgと表示されています。
女性の推奨量1日50gと比べると、1食6.0gは約12%にとどまり、1食15〜24g程度の大人向け商品より少なめです。
アミノ酸スコアは100で、ラベルの表示どおりのたんぱく質量が含まれているかを検証する国際的なプログラムのインフォームドプロテインを取得していると紹介されています。
鉄やカルシウムも配合されていますが、大人の女性がたんぱく質の補給を目的に選ぶなら、ランキング上位の大人向け商品を検討するほうが賢明です。
女性用プロテインの選び方!美容や目的に合わせて種類や味を比較しよう
女性用プロテインを選ぶときは、目的に合ったたんぱく質の種類、美容を意識した配合成分、飲みやすさ、原材料の4つを順に確認するのがおすすめです。
プロテインは食品であり、原料が乳か大豆かコラーゲンかによって、たんぱく質の特徴やアレルギー表示が変わります。
選ぶときに見ておきたいポイントを以下に整理しました。
- たんぱく質の種類:牛乳由来のホエイ、大豆由来のソイ、コラーゲンのどれを主にするか
- 配合成分:鉄、カルシウム、ビタミン、コラーゲン、イソフラボンの量
- 飲みやすさ:味のバリエーション、溶けやすさ、1食の量
- 原材料:甘味料や香料の種類、乳や大豆などのアレルギー表示
美容を意識した成分の数よりも、1食で何gのたんぱく質をとれるか、毎日の食事とどう組み合わせるかを先に考えると選びやすくなります。
自分の目的と体質に合う1本を見つけるために、次の見出しから種類や成分ごとの選び方を確認していきましょう。
目的に合わせてホエイ・ソイ・コラーゲンなどタンパク質の種類を選ぼう
タンパク質の種類は、牛乳由来のホエイ、大豆由来のソイ、コラーゲンペプチドを中心に、目的に合わせて選ぶのが基本です。
たんぱく質は多くとるほど筋肉が増えるわけではなく、身体活動量に応じてとることが重要だと厚生労働省のe-ヘルスネットで説明されています。
総たんぱく質摂取量が多いほど筋肉量が直線的に増えるものではないため、身体活動量に応じて、たんぱく質を摂取することが重要である。
引用元:健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023 情報シート 身体活動とエネルギー・栄養素 – e-ヘルスネット 厚生労働省
運動をしてカラダづくりに取り組むのか、普段の食事で足りないたんぱく質を補いたいのかによって、選ぶ種類と1日の量の考え方は変わってきます。
明治は、運動で筋肉やカラダを大きくしたい場合にはホエイやミルクプロテイン、運動でカラダを引き締めたい人にはソイが向いていると、メーカーとしての見解を示しています。
コラーゲンはたんぱく質の質の面で弱点があるため、ホエイやソイを主にしたうえで補助的に取り入れるのが賢明です。
筋トレや運動後のタンパク質補給にはホエイプロテインが向いている
筋トレや運動後のタンパク質補給を重視する女性には、ホエイプロテインが候補になるでしょう。
若い男性を対象にした海外の試験では、筋トレ後の筋たんぱく質の合成が、ホエイの加水分解物を飲んだときにソイより大きかったと報告した論文があります。
despite both being fast proteins, whey hydrolysate stimulated MPS to a greater degree than soy after resistance exercise.
著者は、たんぱく質の消化の速さの違いが関係している可能性を挙げています。
対象は若い男性で、女性を対象にした結果ではないため、女性にも同じ差があると言い切ることはできません。
健康な成人を対象にした別の分析では、筋トレ中のたんぱく質の補給で筋力と筋量の増え方が大きくなった一方、体重1kgあたり1日約1.6gを超えてもそれ以上の上乗せは見られなかったとされています。
牛乳由来のたんぱく質で問題がなく、運動の習慣と組み合わせてたんぱく質を補いたい女性は、ホエイプロテインから比較を始めるとよいでしょう。
運動でカラダを引き締めたい女性にはソイプロテインが向いている
運動でカラダを引き締めたい女性にソイプロテインが向いているというのは、明治などメーカーが示している見解です。
筋トレと組み合わせた場合に、大豆たんぱくを補った群と動物性たんぱくを補った群で、筋量と筋力の増え方に差はなかったとする海外のメタアナリシスがあります。
これは運動と組み合わせて使う場合のメーカーの位置づけで、ソイプロテインそのものに体を引き締める働きがあるという意味ではありません。
ソイが引き締めに向くことや腹持ちのよさについては、今回確認した範囲では国の資料や論文が見つからなかったため、メーカーの商品説明として参考にするとよいでしょう。
大豆の風味が好きな女性や、ホエイ以外の原料も取り入れたい女性は、カロリーとたんぱく質量を見比べながらソイプロテインを選ぶとよいといえます。
美容を意識する女性はコラーゲンやビタミン・イソフラボンの配合量をチェック
美容を意識する女性は、コラーゲンやビタミン、イソフラボンがどれだけ配合されているかを成分表示で確かめておくと比較しやすくなります。
国の研究機関がまとめた資料では、コラーゲンの摂取による皮膚の水分量やシミ、シワへの効果は認められていなかったと整理されています。
一部の研究で皮膚の弾力の改善や、ひざの伸びの改善が認められましたが、皮膚の水分量やシミ、シワ、ひざなどの痛みや違和感への効果は認められていませんでした。
一部の研究で見られた結果も、プロテインに配合されたコラーゲンで肌の状態が変わることを示すものではないため、肌の悩みがある場合は皮膚科などの医療機関に相談しましょう。
ビタミンCは鉄の吸収を助ける栄養素として知られていますが、美容への効果を示す国の資料は今回確認できていません。
成分の量を比べる目的は特定の効果を期待することではなく、食事で足りない栄養素を補う視点で選ぶことにあるといえます。
配合量はあくまで比較材料の1つとし、食事全体のバランスを整えたうえでプロテインを選ぶことをおすすめします。
コラーゲンは必須アミノ酸のトリプトファンを含まないため補助的に使おう
コラーゲンは、必須アミノ酸の1つであるトリプトファンを含まないため、コラーゲンを主体にしたプロテインは、主なたんぱく源にするよりも補助的に使うのが向いています。
海外の論文では、コラーゲンはトリプトファンを欠くことから、たんぱく質の質を評価する指標では不完全なたんぱく源に分類されると説明されています。
同じ論文には、1日のたんぱく質の最大36%をコラーゲンペプチドに置き換えても必須アミノ酸の必要量を満たせるという計算も示されていますが、著者にはコラーゲン関連企業の所属者が含まれます。
安全面では、アレルギー体質の人やコラーゲン入りの化粧品を使っている人が、コラーゲン飲料などでアレルギーを起こした報告もある点に注意が必要です。
特に、コラーゲン濃縮物の摂取はアレルギーの原因となりやすいことから注意が必要です。
引用元:コラーゲンって本当に効果があるの – 健康食品の安全性・有効性情報 医薬基盤・健康・栄養研究所
妊娠中や授乳中の人は、安全性について十分にわかっていないため、サプリメントのような形で多量にとることは避けるよう案内されています。
コラーゲン配合の商品を選ぶときは、ホエイやソイのプロテイン、肉や魚、大豆製品などと組み合わせ、たんぱく質の種類が偏らないようにしましょう。
大豆イソフラボン配合のプロテインは1日の摂取目安量の上限を確認しよう
大豆イソフラボン配合のプロテインを選ぶときは、食品安全委員会が示している1日の摂取目安量の上限を知っておくことが大切です。
食品安全委員会は、大豆イソフラボンの安全な1日摂取目安量の上限を、大豆イソフラボンアグリコンとして70〜75mgと設定しています。
現時点における大豆イソフラボンの安全な一日摂取目安量の上限値は、大豆イソフラボンアグリコンとして70〜75mg/日と設定しました。
日本人が大豆食品からとっている量の中央値は1日16〜22mgという試算です。
今回確認したVALX ソイプロテインやアンファー 美容プロテイン リッチの公式情報には、1食あたりのイソフラボン量の記載がありませんでした。
妊娠中の人や子どもについては十分なヒト試験のデータがないとされているため、該当する人はイソフラボンを含む商品を選ぶ前に医師に相談しておくと賢明です。
納豆や豆腐などの大豆食品と合わせた1日の量を意識し、数値が表示されていない商品はメーカーに問い合わせるなどして確かめましょう。
はじめてプロテインを飲む女性はホエイやソイの飲みやすいフレーバーから選ぼう
はじめてプロテインを飲む女性は、ホエイやソイの中から、ココアやチョコレート、ミルクティーなど親しみのあるフレーバーを選ぶと始めやすいでしょう。
明治は、はじめての人や運動で筋肉やカラダを大きくしたい人にはホエイやミルクプロテインが向いているとしており、はじめて使う際は少量から試すよう案内しています。
エクスプロージョンもミルクチョコレート味について、心地よい甘みと親しみのある風味をはじめての人向けとして紹介しているメーカーの1つです。
公式サイトで甘さの目安やフレーバーの説明を載せているメーカーもあるため、購入前に読んでおくと味のイメージをつかみやすくなります。
味の好みは人それぞれなので、小さめの容量があれば少量から始め、自分に合うフレーバーを見つけてから大容量を選ぶとよいといえます。
毎日続けたい女性は美味しい味や溶けやすさなど飲みやすさで選ぼう
毎日続けたい女性は、好みの味であることに加えて、溶けやすさや1食の量など飲みやすさも含めて選ぶと続けやすくなります。
たんぱく質は体内で合成できない必須アミノ酸を補うため、毎日食事からとる必要がある栄養素です。
体内で合成できない『必須アミノ酸』を補うために、毎日食事から摂取する必要があります。
溶けやすさについては、明治が溶けやすさを追求したおいしく飲みやすいプロテイン、ビーレジェンドが抜群の溶けやすさ、ULTORAが溶けやすさと飲みやすさの両立をうたっています。
こうした表現はメーカーの説明で、溶け残りやダマのできにくさは水の量やシェイカーの使い方でも変わる可能性があります。
1食の量が21gの商品もあれば35gの商品もあり、1回に飲む量の多さも続けやすさに関わるポイントでしょう。
味、溶けやすさ、1食の量の3点を見比べ、毎日の習慣に組み込みやすい商品を選ぶのが続けるコツです。
無添加のプロテインや甘味料が気になる女性は原材料の表示を確認しよう
無添加のプロテインや甘味料が気になる女性は、パッケージの原材料名と添加物の表示を確認すると、使われている甘味料の種類がわかります。
添加物は原則として重量の割合が高いものから順に物質名で表示され、甘味料は用途名もあわせて書く決まりです。
原則として添加物に占める重量の割合の高いものから順に、その添加物の物質名を表示します。
今回紹介した商品の甘味料を以下にまとめました。
- ザバス各種:アスパルテーム、L-フェニルアラニン化合物、スクラロースなど
- CLEVER マッスルプロテイン:ステビア、スクラロース、アセスルファムK
- ULTORA ホエイプロテイン:ステビア
- アンファー 美容プロテイン リッチ:甘味料、香料、着色料、酸化防止剤、増粘剤が無添加
食品安全委員会は、許容一日摂取量が設定されている甘味料について、推定摂取量はどの年齢層でも許容量を大きく下回っており、安全上特段の問題はないと考えられるとしています。
許容一日摂取量(ADI)が設定されている甘味料の推定摂取量はどの年齢層においてもADIを大きく下回っており〜安全上特段の問題はないと考えられます
アスパルテームを使った食品にはL-フェニルアラニン化合物を含む旨の表示が義務づけられており、フェニルケトン尿症の人は表示の確認が欠かせません。
天然の甘味料のほうが安全と示す国の資料は見当たらないため、無添加かどうかは何を加えていないのかを商品ごとに確かめ、自分が避けたい原料を基準に選ぶのが賢明です。
ドラッグストアで買える女性におすすめのプロテイン!市販品の選び方
ドラッグストアで女性におすすめのプロテインを探すときは、国内メーカーの定番商品を中心に、容量や1食あたりの価格、カロリーを比べて選ぶのが基本です。
取り扱う商品は店舗によって異なるため、ここではメーカー公式で成分を確認できる市販品を例に、選び方のポイントを解説します。
店頭ではパッケージの栄養成分表示と原材料を見比べられるので、気になる商品を手に取って確かめられる点がドラッグストアで買う利点です。
通販では定期便などの購入方法を選べる場合もあり、買い方によって向き不向きがあります。
次の見出しから、探しやすい商品や価格の比べ方、ダイエット中の選び方、通販との違いを順に確認しましょう。
ドラッグストアで探しやすいザバスなど国内メーカーの女性向けプロテイン
ドラッグストアで女性向けのプロテインを探すなら、ザバスなど国内メーカーの商品をパッケージの表示から比べるのが近道です。
明治のザバスには、女性向けとして紹介されているシェイプ&ビューティのほか、ホエイプロテイン100やソイプロテイン100などの定番シリーズがあります。
ホエイプロテイン100とソイプロテイン100は1食28gで20g前後のたんぱく質がとれる一方、シェイプ&ビューティは1食21gでたんぱく質12.5gと量を抑え、鉄やカルシウムなどを配合しています。
取り扱いの有無や品ぞろえは店舗ごとに異なるため、店頭にない場合はメーカーの公式サイトや通販もあわせて確認すると探しやすいでしょう。
明治はアレルギーを持つ人に原材料を確かめるよう呼びかけており、店頭で選ぶ際も原材料とアレルギー表示を見てから購入を決めるのが賢明です。
ドラッグストアのホエイ・ソイプロテインは容量と1食あたりの価格で比較しよう
ドラッグストアのホエイプロテインやソイプロテインは、容量の総額ではなく1食あたりの価格で比べると、実際のコストの差がわかりやすくなるでしょう。
栄養成分は100gあたりや1食分など商品ごとに異なる単位で表示されるため、1食の量とたんぱく質量をそろえて見る必要があります。
100g若しくは100ml又は1食分(1食分の量を併記)、1包装、その他の1単位で表示されます。
引用元:栄養成分表示について – 香川県
ザバスの定番商品とVALX ソイプロテインなどの容量や1食あたりのたんぱく質量を比較した結果は以下のとおりです。
| 商品名 | 種類 | 容量 | 1食の量 | たんぱく質 | 1袋の食数の目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| ザバス ホエイプロテイン100 リッチショコラ味 | ホエイ | 800g | 28g | 19.5g | 約28食 |
| ザバス ソイプロテイン100 ココア味 | ソイ | 900g | 28g | 20.0g | 約32食 |
| ザバス シェイプ&ビューティ ミルクティー風味 | ソイ | 900g | 21g | 12.5g | 約42食 |
| CLEVER マッスルプロテイン チョコレート味 | ホエイ | 600g | 30g | 24.4g | 約20食 |
| VALX ソイプロテイン | ソイ | 1kg | 20g | 16.1g | 約50食 |
1食あたりの価格は、購入した価格を表の食数の目安で割ると求められ、たんぱく質1gあたりで比べたい場合はさらに1食のたんぱく質量で割ると比較しやすくなります。
たんぱく質量を重視するならザバス ホエイプロテイン100やソイプロテイン100、1袋で飲める回数を重視するならシェイプ&ビューティやVALX ソイプロテインのように1食の量が少ない商品を、店頭価格と照らし合わせて選びましょう。
ダイエット中の女性がドラッグストアでプロテインを選ぶならカロリーと糖質を確認
ダイエット中の女性がドラッグストアでプロテインを選ぶときは、栄養成分表示のエネルギーと炭水化物、糖質の値を確認しましょう。
消費者庁は、エネルギーとたんぱく質、脂質、炭水化物の量を、適正な体重の維持に役立つ情報として位置づけています。
『エネルギー』及びエネルギー産生栄養素である『たんぱく質』、『脂質』及び『炭水化物』の量は、消費者の適正な体重の維持に役立つ情報として、『食塩相当量』は、食塩摂取量の減少に役立つ情報として重要です。
エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量の5項目は表示が義務ですが、糖質は義務ではなく、食物繊維を表示する場合に炭水化物の内訳として示されます。
たとえばザバス ホエイプロテイン100 リッチショコラ味は、1食あたり炭水化物3.7gのうち糖質2.3g、食物繊維1.4gと表示されています。
糖質を表示していない商品は炭水化物の値で比べ、低カロリーかどうかだけでなく、1食のたんぱく質量とのバランスも見ておくと賢明です。
カロリーや糖質を抑えた商品を選んでも体重が減ることを示すものではないため、食事全体のエネルギーを意識しながら取り入れる姿勢が欠かせません。
ドラッグストアと通販のどちらで買うかは容量や定期便の有無で選ぼう
ドラッグストアと通販のどちらで買うかは、必要な容量と、定期便を使うかどうかで選ぶと判断しやすくなります。
ドラッグストアは店頭で表示を確かめながら1袋ずつ買える一方、通販は大容量や公式ストアの定期便など、購入方法の選択肢が広い点が特徴です。
国民生活センターには、健康食品の定期購入に関する相談が多く寄せられていると公表されています。
定期購入で申し込んだサプリメントを摂取して体調不良が生じたため解約を申し出たが、拒否されて不満であるなどの定期購入に関する相談が多く見られます。
引用元:健康食品 – 国民生活センター
2022年6月に施行された改正特定商取引法では、通販サイトの最終確認画面で分量や販売価格、支払いの時期などを表示することが販売業者に義務づけられました。
定期便を申し込むときは、最終確認画面で2回目以降の分量や代金、解約の条件を確かめておくのが賢明です。
味が合うか確かめたい段階ではドラッグストアで1袋を選び、続けると決めた商品は通販の容量や定期便の条件を比べて選ぶと、自分に合った買い方を見つけやすいでしょう。
運動なしの女性にもプロテインはおすすめ?ダイエットや筋肉をつけたい人の飲み方
運動なしの女性にもプロテインは、食事で足りないたんぱく質を補う目的であれば取り入れる意味があります。
たんぱく質は筋肉や臓器、皮膚などの材料になり、運動の有無にかかわらず毎日食事からとる必要がある栄養素です。
運動しない人がプロテインを飲むと太るのではないかという不安については、1食のカロリーと食事全体のエネルギーのバランスから考えるのが基本といえます。
ダイエット中に置き換えとして使う場合や、筋肉をつけたくて運動ありでトレーニングに取り組む場合も、それぞれ気をつけたい点があります。
プロテインは痩せるための食品ではないことを前提に、自分の生活に合った飲み方を次の見出しで確認していきましょう。
運動しない女性がプロテインを飲むなら食事で不足するたんぱく質を補う目的で
運動しない女性がプロテインを飲むなら、食事で足りない分のたんぱく質を補う目的で取り入れるのが基本です。
厚生労働省のe-ヘルスネットでは、たんぱく質の不足が筋肉の減少や体力の低下、免疫力の低下の原因になると説明されています。
たんぱく質の不足は、筋肉が減って体力が落ちたり、免疫力が低下したりする原因になります
引用元:たんぱく質 – e-ヘルスネット 厚生労働省
18〜64歳の女性の推奨量は1日50gで、ほとんどの人が不足しない量として設定された値です。
運動不足はたんぱく質の分解が進む状態を招くとされているため、運動の習慣がない人ほど、普段の食事でたんぱく質が足りているかを見直す価値があります。
主菜の量が少ない日や朝食を抜きがちな日など、食事から50gに届きにくい場面でプロテインを使うと取り入れやすいでしょう。
運動しない人向けとして特別な商品を探すよりも、1食のたんぱく質量とカロリーを見て、食事の不足分を補えるものを選ぶのが賢明です。
運動なしでプロテインを飲むと太る?1食のカロリーと食事全体のバランスを確認
運動なしでプロテインを飲むと太るかどうかは、プロテインそのものではなく、1日のエネルギーの摂取量と消費量のバランスで決まります。
厚生労働省の情報シートでは、体重に変化がなければエネルギーの摂取量と消費量は等しいと考えられると説明されています。
肥満の方もやせの方も、体重や体組成に変化がなければ、エネルギー摂取量とエネルギー消費量は等しいと考えられます。
引用元:健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023 情報シート 身体活動とエネルギー・栄養素 – e-ヘルスネット 厚生労働省
たんぱく質もエネルギーを生む栄養素なので、普段の食事にプロテインを上乗せすれば、その分だけ1日の摂取エネルギーは増えます。
1食あたりのエネルギーは、ザバス ホエイプロテイン100 リッチショコラ味が108kcal、ザバス シェイプ&ビューティが76kcal、THE PROTEIN ソイプロテインが73〜77kcalと商品によって差があり、牛乳で割るとその分のエネルギーも加わる点は見逃せません。
プロテインそのものが特に太りやすいことを示す国の資料は見当たらないため、運動しない人は食事全体の量を調整しながら取り入れることが大切です。
ダイエット中の女性がプロテインを置き換えに使うときも栄養バランスを意識しよう
ダイエット中の女性がプロテインを置き換えに使う場合も、食事全体の栄養バランスを崩さないよう意識することが欠かせません。
農林水産省は、主食、主菜、副菜を組み合わせた食事が栄養バランスのとれた食生活と関係しているという研究結果が複数報告されていると紹介しています。
主食・主菜・副菜を組み合わせた食事をすることは、栄養バランスのとれた食生活と関係しているという研究結果が複数報告されています。
プロテインはたんぱく質を中心に設計された食品で、1食分の食事に含まれる炭水化物や食物繊維、ビタミン、ミネラルをすべて補えるわけではありません。
厚生労働省のe-ヘルスネットでも、無理なダイエットや偏った食生活は必要な栄養素の不足を招くと注意を促しています。
無理なダイエットや偏った食生活は、鉄以外にも健康を維持する上で必要な栄養素の不足を招きます。
20〜30歳代の女性ではやせの人の割合が20.2%と報告されており、若い女性のやせは将来の骨粗鬆症などのリスクを高めるとされる点にも目を向けたいところです。
置き換えるとしても主食や副菜を極端に減らさず、食事で足りないたんぱく質を補う形で使うのが賢明といえます。
筋肉をつけたい女性は運動ありのトレーニング後にプロテインでたんぱく質を補給
筋肉をつけたい女性は、運動ありの生活を前提に、トレーニングと組み合わせてプロテインでたんぱく質を補給するのが基本です。
厚生労働省のガイドでは、成人に筋トレを週2〜3日行うことを推奨しており、とくに女性は筋力が低下しやすいとしています。
成人および高齢者に、筋トレを週2~3日実施することを推奨する。
引用元:健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023 情報シート 筋力トレーニングについて – e-ヘルスネット 厚生労働省
トレーニング後に飲むのが定番とされますが、海外のメタアナリシスでは、トレーニング前後の摂取タイミングが決定的に重要だという通説は支持されず、筋トレと組み合わせて十分な量のたんぱく質をとることが鍵だと結論づけた報告があります。
トレーニング後は飲み忘れにくい場面の1つとして活用し、1日の総量を食事とプロテインで満たすことを優先するとよいでしょう。
筋肉をつけたい女性は、週2〜3日の筋トレと毎日のたんぱく質補給を組み合わせ、運動ありの習慣を続けることを目標にしましょう。
鉄分入りプロテインのおすすめ!女性が鉄分とタンパク質を一緒に摂る方法
鉄分入りプロテインは、鉄とタンパク質を一緒にとりたい女性にとって、食事を補う方法の1つになります。
厚生労働省の働く女性向けのサイトでは、ヘモグロビンが鉄だけでなくたんぱく質とも結合してできていると説明されています。
ヘモグロビンは鉄だけでなく、たんぱく質と結合してできています。
同じサイトで、パン好きや麺好きの女性に鉄分とともにたんぱく質も意識してとるよう呼びかけている点も参考になるでしょう。
鉄は赤血球のヘモグロビンなどの材料になるミネラルで、不足すると貧血などの原因になるとされています。
プロテインは貧血の改善を目的とした食品ではないため、配合量や飲み合わせを知ったうえで、食事と組み合わせて活用しましょう。
鉄分が入っているプロテインはザバス シェイプ&ビューティなど配合量で比較
鉄分が入っているプロテインは、ザバス シェイプ&ビューティやザバス for Womanなど、明治の女性向けの商品を中心に配合量で比較できます。
月経のある女性の鉄の推奨量は1日10.0〜10.5mgとされているため、1食でどれくらいの鉄をとれるかを見ておくと食事との組み合わせを考えやすくなるでしょう。
ザバス シェイプ&ビューティとザバス for Womanなどの鉄やたんぱく質量を比較した結果は以下のとおりです。
| 商品名 | 1食の量 | 鉄 | たんぱく質 | カルシウム | エネルギー |
|---|---|---|---|---|---|
| ザバス シェイプ&ビューティ ミルクティー風味 | 21g | 3.65mg | 12.5g | 280mg | 76kcal |
| ザバス ホエイプロテイン100 マルチビタミン&ミネラル ミルクショコラ風味 | 21g | 0.80〜5.50mg | 12.5g | 280mg | 73kcal |
| ザバス for Woman ホエイプロテイン100 ミルクショコラ風味 | 21g | 0.80〜5.10mg | 12.5g | 280mg | 73kcal |
| ザバス ジュニアプロテイン ココア味 子ども向けの参考 | 14g | 4.6mg | 6.0g | 462mg | 51kcal |
マルチビタミン&ミネラルとfor Womanの鉄は公式サイトで幅のある値として表示されているため、購入時はパッケージの数値を確かめましょう。
鉄の量が一定の値で表示されているものを選びたいならシェイプ&ビューティ、ホエイ由来のたんぱく質で鉄も補いたいならマルチビタミン&ミネラルやfor Womanを比べ、ジュニアプロテインは大人のたんぱく質補給には量が控えめな点を踏まえて選ぶとよいでしょう。
女性に必要な鉄分の量を知り食事とプロテインで補う方法を確認しよう
女性に必要な鉄分の量を知ったうえで、食事を基本にプロテインで足りない分を補う方法を考えるのが賢明です。
日本人の食事摂取基準2025年版では、鉄の推奨量が月経のある女性で1日10.0〜10.5mg、月経のない女性で5.5〜6.0mgと年齢階級別に設定されています。
成人1人1日当たりの推奨量を、男性で6.5mgから7.5mg、月経のない女性で5.5mgから6.0mg、月経のある女性で10.0mgから10.5mgの間にそれぞれ年齢階級別に設定しています。
月経がある女性は月経がない場合より約4mg多く必要とされ、肉や魚に含まれるヘム鉄は野菜や豆などの非ヘム鉄より吸収がよい特徴があります。
ヘム鉄をとることで非ヘム鉄の吸収もよくなるとされており、肉や魚と野菜を組み合わせた献立を意識したいところです。
赤身の肉や魚、大豆製品を食事に取り入れ、鉄入りのプロテインは食事で鉄が足りない日の補助として使うと、食事とプロテインの役割を分けて考えられるでしょう。
プロテインと鉄分の飲み合わせで確認しておきたい食品やサプリメントとの組み合わせ
プロテインと鉄分の飲み合わせでは、鉄の吸収を高める組み合わせと妨げる組み合わせの両方を知っておくと役立ちます。
国立がん研究センター東病院は、ビタミンCが鉄の吸収率を高める一方、濃い緑茶や紅茶、コーヒーに含まれるタンニンは鉄の吸収を妨げると説明しています。
ビタミンCが鉄を還元し、吸収率を高めます。
タンニンは鉄の吸収を阻害します。
飲み合わせで確認しておきたい組み合わせを以下に整理しました。
- ビタミンC:鉄の吸収率を高めると国立がん研究センター東病院が説明している
- 動物性たんぱく質:ビタミンCと同様に、一緒にとると鉄が吸収しやすくなると厚生労働省のe-ヘルスネットで紹介されている
- 濃い緑茶、紅茶、コーヒー:含まれるタンニンが鉄の吸収を妨げるため、食事中や食事の前後は控えめにする
- カルシウム:1回の食事で加えると鉄の吸収が下がった試験がある一方、長期の研究では鉄の状態の指標に変化がなかったとする総説もある
- 鉄のサプリメント:プロテインの鉄と重ねる場合は合計量を表示で確認する
乳たんぱくや大豆たんぱくが1回の食事で鉄の吸収を下げたという古い海外の試験もありますが、プロテインを飲み続けて鉄の状態が悪くなることを示したものではありません。
国民生活センターは、海外事業者の鉄サプリメントを長期に使い鉄過剰症を発症した事例を公表しており、成分量や注意表示をよく確かめるよう呼びかけています。
成分量や注意表示をよく確認し、過剰摂取にならないように注意しましょう。
鉄入りのプロテインはビタミンCを含む食品と合わせ、濃いお茶やコーヒーとは時間をずらして飲むと、組み合わせの面で工夫しやすいでしょう。
プロテインを飲むと貧血になる?貧血が気になる女性は医師に相談しよう
プロテインを飲むと貧血になることを示す信頼できる資料は見当たらず、貧血が気になる女性はプロテインで対処しようとせず医師に相談することが大切です。
ヘモグロビンはたんぱく質とも結合してできているとされ、鉄とともにたんぱく質をとることは国のサイトでも勧められています。
倦怠感や頭痛、気力の低下などの不調は鉄不足による貧血が原因の場合もあり、自己判断では原因を見分けられません。
閉経前の女性では月経が鉄欠乏の原因になることがある一方、男性や閉経後の女性の鉄欠乏は消化管などからの出血が背景にある場合があるとされています。
健康食品を使っていて体に異常が出た場合は、使用を中止して医療機関を受診するよう国民生活センターが案内しているので覚えておきましょう。
健康食品を使用していて身体に異常が生じた場合は、使用を中止し、速やかに医療機関を受診しましょう。
引用元:海外事業者の鉄サプリメントの長期使用により鉄過剰症を発症 – 国民生活センター
貧血の診断は血液検査などで行われるため、気になる症状がある女性はプロテインを選ぶ前に内科などで相談し、医師の指示のもとで食事や鉄の補い方を決めるのが賢明です。
鉄分入りプロテインはおいしい味を選んで食事と組み合わせて続けよう
鉄分入りプロテインは、おいしいと感じる味を選んで食事と組み合わせると続けやすくなります。
赤血球は毎日少しずつ入れ替わるとされ、鉄分の補給も毎日こつこつ続けることが大切と厚生労働省のサイトで紹介されています。
鉄入りのフレーバーとしては、ザバス シェイプ&ビューティのミルクティー風味や、ザバス ホエイプロテイン100 マルチビタミン&ミネラルのミルクショコラ風味が公式サイトで確認できます。
明治の記事では同じシリーズのブルーベリーヨーグルト風味なども紹介されており、チョコレート系以外の味を選べる場合もあるでしょう。
味に飽きたときは同じ商品の別フレーバーに替えるなど、好みの範囲で変化をつけると続ける工夫になります。
おいしいと思える味を基準に選び、食事を中心に鉄とたんぱく質をとる習慣の中でプロテインを使っていきましょう。
40代・50代女性におすすめのプロテイン!年代に合わせた選び方を解説
40代、50代女性におすすめのプロテインは、たんぱく質の推奨量や原材料、イソフラボンの上限、カロリーを年代に合わせて確かめて選ぶのが基本です。
厚生労働省のe-ヘルスネットによると、骨格筋の量は25〜30歳ごろから減り始め、生涯を通して減少が進むとされています。
骨格筋量の低下は25~30歳頃から始まり、生涯を通して進行します。
加齢に伴う基礎代謝の低下も、骨格筋量の減少が主な理由に挙げられます。
プロテインで年齢による体の変化を防げるわけではないため、40代女性も50代女性も、食事で足りない栄養を補うという視点を持つことが欠かせません。
次の見出しで、たんぱく質の目安量や更年期世代の注意点、ダイエット中のカロリーの考え方を順に解説します。
40代女性はたんぱく質の推奨量1日50gを目安に食事で足りない分を補おう
40代女性はたんぱく質の推奨量である1日50gを目安に、食事で足りない分だけをプロテインで補う考え方がおすすめです。
日本人の食事摂取基準2025年版では、18〜64歳の女性の推奨量は1日50gとされ、40代も50代も同じ値が使われています。
『日本人の食事摂取基準(2025年版)』において、推奨量は、18歳〜64歳の男性で1日65g、女性で50gとされています
引用元:たんぱく質 – e-ヘルスネット 厚生労働省
朝食がパンと飲み物だけの日のように主菜がない食事が続くと、1日の合計が50gに届かない可能性があります。
e-ヘルスネットのサルコペニアの解説では、栄養摂取と運動は単独よりも両方を組み合わせて実践するほうが効果的とされています。
栄養摂取と運動は、それぞれ単独よりも、両者を併用で実践することがより効果的です。
引用元:サルコペニア – e-ヘルスネット 厚生労働省
これは食事全体と運動の組み合わせについての説明で、プロテインに特定の効果があることを示すものではありません。
40代女性の実際の摂取量は人によって異なるため、まずは1日の食事で肉や魚、卵、大豆製品をどれくらいとれているかを振り返ってみましょう。
そのうえで足りなそうな日にだけプロテインを1食分加えると、50gの目安に近づけやすいでしょう。
50代女性は無添加やソイプロテインなど原材料と成分を見て選ぼう
50代女性は、無添加のプロテインやソイプロテインなど、原材料と成分を見比べて自分に合うものを選ぶと納得しやすいでしょう。
e-ヘルスネットでは、女性は閉経に伴って骨量が減りやすくなると説明されています。
特に女性においては、閉経に伴い骨量が減少しやすくなります。
骨の健康にはカルシウムに加えて、吸収を助けるビタミンDや骨への取り込みを助けるビタミンKなども必要とされます。
ただし、プロテインで骨粗鬆症を予防できるわけではないため、カルシウムやビタミンDの配合量は、食事で足りない栄養素を補う視点で比べましょう。
ソイプロテインを選ぶ場合は大豆イソフラボンの上限も意識しておきたく、詳しくは次の見出しで解説します。
無添加と書かれた商品でも何を加えていないかは商品ごとに異なるので、原材料名の欄で確かめましょう。
甘味料や香料を使わないアンファー 美容プロテイン リッチや、甘味料にステビアを使うULTORA ホエイプロテインなど、避けたい原料に合わせて候補を絞り、ドラッグストアで探す場合もパッケージの原材料名を確認すると選びやすくなります。
更年期世代の女性がプロテインを選ぶときはイソフラボンの摂取量の上限に注意
更年期世代の女性がプロテインを選ぶときは、大豆イソフラボンの1日の摂取量の上限を意識しておくことが大切です。
日本産科婦人科学会によると、閉経前後の計10年間が更年期とされ、日本人女性の閉経の平均年齢は50歳前後といわれます。
食品安全委員会は、特定保健用食品などで日常の食事に上乗せして大豆イソフラボンを摂取する量の上限を1日30mgとし、閉経後の女性にも閉経前女性の結果を当てはめています。
閉経後女性の感受性が閉経前女性に比べて低くはないこと、男性の感受性が大きく女性と異なるとする理由が見出されないことから、閉経前女性の結果を外挿し、大豆イソフラボンアグリコンとして30mg/日としました。
引用元:大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A – 食品安全委員会
プロテインは食品であり、更年期の症状をやわらげることを目的に飲むものではありません。
更年期の症状で困っている場合は、プロテインで対処しようとせず、産婦人科に相談しましょう。
ソイプロテインや豆乳、納豆などを毎日重ねてとる場合は大豆食品全体の量を振り返り、イソフラボンの量が表示されていない商品はとりすぎていないかを食事全体で見直すとよいでしょう。
40代・50代女性がダイエット中にプロテインを取り入れるときのカロリーの目安
40代、50代女性がダイエット中にプロテインを取り入れるときは、1日に必要なエネルギーの目安を知り、その中にプロテインのカロリーを含めて考えることが大切です。
日本人の食事摂取基準2025年版をもとに堺市が紹介している推定エネルギー必要量は、身体活動レベルによって1日1,700〜2,350kcalと幅があります。
必要エネルギー量については、年齢・性別・身体活動レベルのほか身長などによっても異なります。
30〜49歳と50〜64歳の女性の推定エネルギー必要量を、身体活動レベルの低い、ふつう、高いで比較した結果は以下のとおりです。
| 年齢 | 身体活動レベル 低い | 身体活動レベル ふつう | 身体活動レベル 高い |
|---|---|---|---|
| 30〜49歳の女性 | 1,750kcal | 2,050kcal | 2,350kcal |
| 50〜64歳の女性 | 1,700kcal | 1,950kcal | 2,250kcal |
プロテイン1食のエネルギーは、ザバス シェイプ&ビューティが76kcal、ザバス ホエイプロテイン100 マルチビタミン&ミネラルが73kcalと公式サイトで表示されています。
30〜49歳で身体活動レベルが低い人は1,750kcal、50〜64歳でふつうの人は1,950kcalなど、自分の年代と活動量に当てはまる値を基準に、食事とプロテインを合わせたエネルギーが必要量を大きく超えないよう調整しましょう。
40代男性向けプロテインと女性向けプロテインの違いはたんぱく質量や配合成分
40代男性向けプロテインと女性向けプロテインの違いは、主に1食のたんぱく質量と、鉄などの配合成分に表れます。
日本人の食事摂取基準2025年版では、18〜64歳のたんぱく質の推奨量が男性で1日65g、女性で50gとされ、男性のほうが15g多く設定されています。
鉄の推奨量は男性で1日6.5〜7.5mgなのに対し、月経のある女性では10.0〜10.5mgと女性のほうが多く必要です。
明治の女性向けのシェイプ&ビューティやfor Womanは1食21gでたんぱく質12.5gに鉄やカルシウム、ビタミン類を加えた設計で、一般的なホエイプロテイン100は1食28gでたんぱく質19.5gと量が多めになっています。
明治は、プロテインは男性向けというイメージは過去のものになりつつあると述べており、性別よりも目的と必要量で選ぶ時代になっているといえます。
40代の夫婦で同じ商品を共有する場合も、男性と女性で必要なたんぱく質量や鉄の量が異なることを踏まえ、1回に飲む量や組み合わせる食事を調整しましょう。
ソイプロテインのおすすめ女性向けランキング!美味しい味や高タンパクで比較
ソイプロテインのおすすめを女性向けにランキング形式で選ぶなら、美味しい味のバリエーションと、1食あたりのたんぱく質量の高さの2点で比較するのがおすすめです。
ソイプロテインは大豆由来のたんぱく質を原料とするプロテインで、牛乳由来のホエイとは原料が異なります。
今回紹介したザバス ソイプロテイン100、VALX ソイプロテイン、THE PROTEIN ソイプロテイン、アンファー 美容プロテイン リッチは、いずれも味の展開や原材料に特徴がある商品です。
ソイプロテインは女性にダメという声を見かけることもありますが、そうした主張を示す国の資料や論文は見当たりません。
次の見出しから、味、たんぱく質量、無添加、ホエイとの違い、デメリットの順に確認し、自分に合うソイプロテインを選びましょう。
女性に人気のソイプロテインはココアやミルクティーなど美味しい味で選ぼう
女性に人気のソイプロテインは、ココアやミルクティーなど、好みに合う美味しい味から選ぶと続けやすいでしょう。
明治は、数種類を試して自分に合うタイプを選ぶことが大切だとしています。
公式サイトで確認できたフレーバーは、ザバス ソイプロテイン100がココア味とミルクティー風味、VALX ソイプロテインがチョコレートやマンゴー、バナナ、ほうじ茶、生キャラメル、黒蜜きなこの6種類です。
THE PROTEIN ソイプロテインはリッチチョコや抹茶、焼き芋、レモンヨーグルトなど10種類を展開しており、一部は終売とされています。
アンファー 美容プロテイン リッチは黒ごまきなこ味で、甘味料を使っていない味わいを選びたい人の候補になります。
ココアやチョコレートの甘さが好みならザバスやVALX、和風の味が好みならほうじ茶や黒ごまきなこなど、普段好きな飲み物に近いフレーバーから選ぶと失敗しにくいといえます。
高タンパクなソイプロテインは1食あたりのたんぱく質量と含有率で比較しよう
高タンパクなソイプロテインを選ぶなら、1食あたりのたんぱく質量と、1食の量に占めるたんぱく質の含有率の両方で比較しましょう。
1食の量は商品によって20gや28gと異なるため、たんぱく質量だけを見ると1食の量が多い商品が有利に見える場合があります。
ザバス ソイプロテイン100やVALX ソイプロテインなどの1食あたりのたんぱく質量や含有率を比較した結果は以下のとおりです。
| 商品名 | 1食の量 | エネルギー | たんぱく質 | 含有率の目安 |
|---|---|---|---|---|
| ザバス ソイプロテイン100 ココア味 | 28g | 103kcal | 20.0g | 約71.4% |
| ザバス ソイプロテイン100 ミルクティー風味 | 28g | 106kcal | 20.0g | 約71.4% |
| VALX ソイプロテイン チョコレート風味 | 20g | 76kcal | 16.1g | 約80.5% |
| THE PROTEIN ソイプロテイン リッチチョコ風味 | 約20g | 73kcal | 15.0g | 約75% |
| ザバス シェイプ&ビューティ ミルクティー風味 | 21g | 76kcal | 12.5g | 約60% |
1食あたりのたんぱく質量ではザバス ソイプロテイン100の20.0g、含有率ではVALX ソイプロテインの約80.5%が高く、THE PROTEIN ソイプロテインは約75%で73kcalと低カロリーに収まっています。
1回でたんぱく質をしっかりとりたい女性はザバス ソイプロテイン100、カロリーを抑えながら含有率の高さを重視したい女性はVALX ソイプロテインやTHE PROTEIN ソイプロテインを選ぶと目的に合わせやすいでしょう。
無添加のソイプロテインを選ぶなら甘味料や香料の表示を確認しよう
無添加のソイプロテインを選ぶなら、パッケージの原材料名で甘味料や香料が使われているかを確認しましょう。
公式の原材料表示を見ると、ザバス ソイプロテイン100 ココア味とVALX ソイプロテイン、THE PROTEIN ソイプロテインは香料と甘味料を使っており、アンファー 美容プロテイン リッチは甘味料や香料を加えていません。
THE PROTEIN ソイプロテインでは、ミックスベリーに着色料の紅麹、抹茶にクチナシ色素が使われているなど、着色料の有無もフレーバーで異なります。
消費者庁は食品添加物の不使用表示に関するガイドラインを食品表示基準Q&Aの別添として定めており、無添加という言葉だけで判断せず中身を確かめる姿勢が求められています。
明治も購入時や飲む前に手元の商品の表示を確かめるよう案内しており、リニューアルで原材料が変わる可能性も踏まえて確認することが大切です。
甘味料も香料も避けたい女性はアンファー 美容プロテイン リッチ、甘味料の種類を絞りたい女性はVALX ソイプロテインのフレーバーごとの表示を比べるなど、避けたい原料を基準に選ぶとよいでしょう。
ソイプロテインとホエイプロテインの違いは原料の大豆と乳にある
ソイプロテインとホエイプロテインの違いは、原料が大豆か牛乳由来の乳かという点にあります。
明治は、プロテインを主に牛乳由来のホエイやミルクプロテインと、大豆由来のソイプロテインに分けて説明しています。
原料が違うため、アレルギー表示もホエイは乳成分、ソイは大豆が中心になると考えられがちですが、実際には両方を含む商品も少なくありません。
VALX ソイプロテインはメーカーが牛乳が苦手な人にも配慮した商品と紹介していますが、アレルギー表示が大豆のみとなっているのは黒蜜きなこ風味です。
吸収の速さの違いもよく語られるものの、吸収が速い、遅いという説明はメーカーの表現で、ホエイとソイの筋たんぱく質の合成を比べた試験も若い男性が対象にとどまります。
長期の筋量や筋力の変化では差がないとする分析もあるため、乳と大豆のどちらが体質や好みに合うかで選ぶのが現実的です。
ソイプロテインは女性にダメ?デメリットとイソフラボンの摂取量の目安
ソイプロテインが女性にダメだと示す国の資料や論文は見当たりませんが、デメリットとしてイソフラボンの摂取量の目安は知っておきたいところです。
農林水産省は、1日の摂取目安量の上限である70〜75mgは毎日欠かさず長期間とる場合の平均値としての上限だと説明しています。
一日摂取目安量の上限値、70~75 mg/日は、この量を毎日欠かさず長期間摂取する場合の平均値としての上限値であること
ソイプロテインを飲むときに意識したい点を以下にまとめました。
- 大豆イソフラボンの量:今回確認した商品の公式ページには1食あたりの量の表示がない
- 妊娠中の人や子ども:特定保健用食品などで大豆イソフラボンを日常の食生活に上乗せすることは推奨できないとされている
- 乳成分:大豆が原料でもアレルギー表示に乳成分を含む商品がある
- ホルモンへの影響:閉経前後の女性を対象にした分析で、イソフラボンを多く含む大豆製品がホルモンの値を変化させたとされるが、臨床的な意味は未確定
海外のメタアナリシスでも、ホルモンの変化の臨床的な意味はまだ定まっていないとされています。
Isoflavone-rich soy products decrease FSH and LH in premenopausal women and may increase estradiol in post-menopausal women. The clinical implications of these modest hormonal changes remain to be determined.
農林水産省は、豆腐や納豆などの大豆食品について安全性の特別な問題は提起されていないという立場です。
ソイプロテインを一律に避けるのではなく、大豆食品を含めた1日の量を意識し、妊娠中などで気になる場合は医師に相談しながら取り入れましょう。
女性がプロテインを飲むデメリットは?とりすぎや体質に合わない場合の注意点
女性がプロテインを飲むデメリットには、とりすぎによる体への負担や、カロリーの増加、体質に合わない場合のトラブルがあります。
厚生労働省のe-ヘルスネットでは、たんぱく質はたくさんとればとるほど健康になれるわけではないと説明されています。
主なデメリットと注意点を以下に整理しました。
- たんぱく質のとりすぎ:将来的な腎機能などへの悪影響につながるおそれがある
- カロリーのとりすぎ:食事に上乗せすると1日のエネルギーが増える
- アレルギー:乳や大豆を原料とし、ゼラチンや小麦を含む商品もある
- お腹の不調:乳糖を含むホエイで、乳糖不耐症の人は症状が出る場合がある
どれも飲む量や原材料を確かめることで備えやすい内容といえます。
次の見出しから一つずつ詳しく解説するので、自分に当てはまる項目がないか確かめてからプロテインを選びましょう。
プロテインのたんぱく質をとりすぎると腎機能への負担につながるおそれがある
プロテインのたんぱく質をとりすぎると、将来的に腎機能への負担につながるおそれがある点に注意が必要です。
e-ヘルスネットでは、健康な人のたんぱく質の耐容上限量は設定されていないものの、過剰な摂取は腎機能などへの悪影響につながるおそれがあると説明しています。
ただし、すでに慢性腎臓病など腎臓の病気がある方は、たんぱく質をとりすぎると腎臓に負担をかけることがあるため、医師や管理栄養士の指導に従ってください。
引用元:たんぱく質 – e-ヘルスネット 厚生労働省
腎臓の病気がある人は自己判断でプロテインを追加せず、主治医や管理栄養士に相談してから取り入れることが欠かせません。
健康な成人を対象にした海外のメタアナリシスでは高たんぱく食で腎機能の悪化は認められなかったと報告されている一方、試験期間は限られており、著者に乳業団体などから研究費を受けた人が含まれる点も踏まえて読む必要があります。
食事でたんぱく質を十分にとれている日はプロテインの回数を減らすなど、1日の総量で考えると賢明です。
食事にプロテインを上乗せするとカロリーのとりすぎにつながることがある
食事にプロテインを上乗せすると、1日のカロリーのとりすぎにつながることがあります。
たんぱく質はエネルギーを生む栄養素で、炭水化物や脂質とのバランスも考えて適量をとることが推奨されています。
たんぱく質はエネルギーを産生することから、炭水化物や脂質とのバランスも考慮する必要があるため、適量を摂取することが推奨されます。
引用元:たんぱく質 – e-ヘルスネット 厚生労働省
今回紹介したソイプロテインでも、1食あたりザバス ソイプロテイン100 ココア味が103kcal、VALX ソイプロテインが76kcalのエネルギーがあります。
明治は1食分の量が多いと感じる人は量を減らすよう案内しており、飲む量を調整することも選択肢の1つです。
プロテインを飲む日は間食の内容を見直したり、主菜の量を調整したりして、1日の合計エネルギーが増えすぎないよう工夫しましょう。
乳や大豆のアレルギーがある女性はプロテインの原材料とアレルギー表示を確認しよう
乳や大豆のアレルギーがある女性は、プロテインの原材料名とアレルギー表示をしっかり確認しましょう。
消費者庁の食物アレルギー表示では、乳は表示が義務づけられた特定原材料、大豆は表示が推奨される特定原材料に準ずるものに分類されています。
明治が、プロテインは高たんぱくであるため普段は乳や大豆の食品で症状が出ない人でもアレルギー症状が出ることがあると注意を促している点も押さえておきたいところです。
公式のアレルギー表示を見ると、ザバス ソイプロテイン100 ココア味は乳成分と大豆、THE PROTEIN ソイプロテインは全品に乳成分と大豆を含み、一部のフレーバーには小麦やごまも含まれます。
ソイプロテインなら乳を含まないとは限らないため、アレルギーがある人は購入前に表示を確かめ、心配な場合は医師に相談してから選ぶのが賢明です。
牛乳でお腹の調子が気になる女性は乳糖を含むホエイプロテインの量に注意
牛乳でお腹の調子が気になる女性は、乳糖を含むホエイプロテインを一度にとる量に注意しましょう。
明治は、乳糖不耐症の人は牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素の働きが弱く、軟便や下痢を起こすと考えられていると説明しています。
米国国立衛生研究所の一部門である国立糖尿病消化器腎疾患研究所が、乳糖不耐症の多くの人は牛乳約1カップ分にあたる約12gの乳糖なら症状なくとれるとし、乳糖を完全に避けるのではなく量を減らす方法を紹介しているのも参考になります。
原材料に乳清と書かれている場合は乳糖を含む可能性があり、エクスプロージョンの公式ストアも乳糖不耐の人が大量にとると腹部の不調が起こりうるという注意書きを載せています。
WPIは乳糖が少ないという説明はメーカーなどで見られるものの、国の資料では確認できないため、気になる人は1回量を減らして様子を見たり、乳成分の表示を確かめたうえでソイプロテインを検討したりするのが現実的です。
お腹の不調が続く場合は自己判断で続けず、医師に相談しましょう。
プロテインは健康食品であり病気の予防や治療を目的に飲むものではない
プロテインは健康食品であり、病気の予防や治療を目的に飲むものではありません。
厚生労働省のeJIMでは、健康食品を含むすべての食品は疾病の予防や治療を目的に用いるものではないと明記されています。
健康食品を含むすべての食品※は、疾病の予防・治療を目的に用いるものではありません。
例外として示されているのは、特別用途食品と疾病リスク低減表示の特定保健用食品です。
明治も、プロテインを飲んで体調に違和感がある場合は摂取を中止し、医師や専門家に相談するよう案内しています。
持病がある人や薬を飲んでいる人、妊娠中や授乳中の人は、プロテインを始める前にかかりつけの医師に相談するとよいでしょう。
女性用プロテインは食事で足りないたんぱく質を補うための食品と位置づけ、自分の目的と体質に合う商品を選んで食生活に役立てましょう。










