睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に繰り返し呼吸が止まる病気です。適切な診断と治療により、日中の症状改善や様々な合併症の予防が期待できます。

主な症状

  • 大きないびき:周囲から指摘されるほどの大きないびき
  • 睡眠中の呼吸停止:家族から「息が止まっていた」と指摘される
  • 日中の強い眠気:十分な睡眠時間でも日中に眠気がある
  • 起床時の頭痛・倦怠感:朝起きたときに頭痛やだるさがある
  • 集中力低下:仕事や日常生活に支障をきたす

関連するリスク

  • 高血圧:コントロールが難しくなることがあります
  • 心筋梗塞・脳卒中:発症リスクが2〜3倍に上昇
  • 交通事故:日中の眠気により事故リスクが上昇

診断方法

問診

睡眠に関する詳細な問診とスクリーニング問診票(眠気の程度を評価するエプワース眠気尺度など)を実施します。

簡易睡眠検査

簡易型睡眠時無呼吸検査装置をご自宅にお貸しし、普段通りの睡眠をとりながら検査を行います。

治療方法

CPAP療法

持続陽圧呼吸療法(CPAP)は、睡眠中に専用のマスクを装着し、一定の圧力で空気を送り込むことで気道の閉塞を防ぎます。中等度〜重度の睡眠時無呼吸症候群に対する効果的な治療法です。

生活習慣の改善

  • 体重管理:適正体重の維持
  • 睡眠姿勢:横向き寝(側臥位)の推奨
  • 禁煙・節酒:特に就寝前のアルコール摂取を控える

睡眠時無呼吸症候群の診療・ご相談

いびきが気になる、日中の眠気が強いなどの症状がある方は、お電話にてお気軽にご相談ください。簡易検査から治療までワンストップで対応いたします。

045-978-0455

受付時間:平日 9:00〜18:00
※緊急時は初診時にお伝えした24時間ダイアルへご連絡ください。