生活習慣病(総合)

メディカルクリニックあざみ野では、高血圧症、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症などの生活習慣病に対して包括的なケアをご提供します。日常生活の小さな改善と適切な医学的管理で、健やかな毎日をサポートいたします。

代表的な生活習慣病

高血圧症

収縮期血圧140mmHg以上、または拡張期血圧90mmHg以上の状態が続く疾患です。脳卒中や心筋梗塞などの重篤な合併症のリスクが高まります。生活指導と必要に応じた薬物療法で適切な血圧管理を行います。

糖尿病

血糖値が慢性的に高い状態が続く代謝疾患です。HbA1c 6.5%以上で診断され、放置すると様々な合併症を引き起こします。食事療法、運動療法、薬物療法の3本柱で総合的に管理します。

脂質異常症

血液中のコレステロールや中性脂肪のバランスが崩れる疾患です。動脈硬化を促進し、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めます。適切な食事・運動と必要に応じた薬物療法で管理します。

高尿酸血症・痛風

血液中の尿酸値が7.0mg/dL以上の状態です。尿酸値が上昇すると関節に尿酸結晶が沈着し、激しい痛みを伴う痛風発作を引き起こします。食事指導と薬物療法で尿酸値をコントロールします。

検査内容

  • 血液検査:血糖値・HbA1c、脂質、尿酸、肝機能・腎機能などを評価
  • 心電図検査:不整脈や心筋虚血の有無を評価
  • 尿検査:糖尿病性腎症の早期発見や腎機能評価
  • 体組成検査:体重、BMI、体脂肪率、内臓脂肪レベルの測定

治療アプローチ

食事療法

生活習慣病の治療・予防の基本です。疾患に合わせた適切な栄養指導を行います。

  • 高血圧症:減塩(1日6g未満)、カリウム摂取
  • 糖尿病:炭水化物の適正量摂取、食物繊維の摂取増加
  • 脂質異常症:コレステロール・飽和脂肪酸の制限

運動療法

1日30分、週3回以上の有酸素運動(ウォーキング、水泳など)を中心に、患者様の年齢や体力に合わせた無理のない運動プログラムをご提案します。

薬物療法

生活習慣の改善だけでは効果が不十分な場合や、病状が進行している場合には、各種ガイドラインに基づいた適切な薬物療法を行います。薬物療法は、生活習慣の改善と並行して行うことで、最も効果を発揮します。

予防の重要性

生活習慣病は発症する前からの予防が最も効果的です。当院では以下のような予防プログラムをご用意しています。

  • 定期健康診断:年1回の健診で生活習慣病の兆候を早期発見
  • 栄養相談:管理栄養士による個別の食事プラン提案
  • 禁煙外来:喫煙は様々な生活習慣病のリスクを高めます
  • 生活指導:適切な生活習慣の改善だけで、リスクを40〜50%低下可能

お問い合わせ

生活習慣病に関する相談・ご予約は、お電話にてお気軽にご連絡ください。

045-978-0455

受付時間:平日 9:00〜18:00
※緊急時は初診時にお伝えした24時間ダイアルへご連絡ください。