在宅中心静脈栄養(IVH/TPN)
メディカルクリニックあざみ野では、在宅での中心静脈栄養法(IVH/TPN)管理を通じて、経口摂取が困難な患者様の栄養状態を支え、ご自宅での生活の質向上をサポートいたします。
在宅中心静脈栄養とは
在宅中心静脈栄養法は、口から十分に栄養を摂取できない方のために、中心静脈にカテーテルを留置し、必要な栄養素を直接血管内に投与する方法です。
対象となる主な疾患・状態
- 消化管機能不全(短腸症候群など)
- 腸閉塞
- がん末期の消化管閉塞
- 重度の嚥下障害
使用するカテーテルの種類
- CVカテーテル:鎖骨下静脈などに留置
- CVポート:皮下埋め込み型で長期使用向け
- PICCカテーテル:末梢から挿入するタイプ
感染予防対策
カテーテル関連感染症は最も重大な合併症の一つです。当院では以下の対策を徹底しています:
- カテーテル刺入部の定期的な消毒
- 無菌的手技によるドレッシング交換
- 輸液セットの定期的な交換
- ご家族への感染予防教育
当院の在宅管理
定期的な診察と評価
2週間に1回の定期訪問で栄養状態を評価します。
輸液内容の最適化
血液検査に基づき、輸液内容を調整します。
多職種連携
訪問看護師、薬剤師と協力し、サポートします。
お問い合わせ・ご相談
在宅中心静脈栄養についてのご相談・お問い合わせは、代表電話でお気軽にご連絡ください。
専門スタッフが丁寧にご対応いたします。
代表電話:045-978-0455
受付時間:平日 9:00〜18:00