ケアマネージャーとの連携
メディカルクリニックあざみ野では、患者様の生活を総合的にサポートするため、ケアマネージャーと緊密に連携し、医療と介護の隙間のない支援体制を構築しています。
ケアマネージャーの役割
ケアマネージャー(介護支援専門員)は、介護保険サービスの調整役として、患者様とご家族の生活を支える重要な存在です。
主な役割は以下の通りです:
- ケアプランの作成・調整:患者様の状態と希望に合わせた介護サービスの計画を立案
- 介護サービスの調整:訪問介護、デイサービス、ショートステイなど最適なサービスを組み合わせ
- 定期的なモニタリング:計画の実施状況を確認し、必要に応じて見直し
- 医療機関との連携:医師・看護師と情報共有し、医療と介護の連携を促進
- 相談窓口:患者様とご家族の不安や悩みに対応
当院が連携している
地域のケアマネージャー数
多職種連携の重要性
在宅医療では、医師だけでなく様々な職種が連携して患者様を支えます。ケアマネージャーは多職種連携の要として、情報の集約と共有を担います。
情報共有の円滑化
医療・介護の情報を一元管理し、全支援者間で最新情報を共有
役割分担の明確化
各専門職の強みを活かした効率的なチームケアの実現
定期カンファレンス
月1回の定例会議で患者様の状態変化に迅速対応
リスク管理
多角的な視点での観察により、早期に問題を発見・対処
ケアプラン作成プロセス
当院の医師・看護師は、ケアマネージャーと協力して最適なケアプランの作成をサポートします。
アセスメント
医師の医学的見地から患者様の状態を評価し、ケアマネージャーに必要な医療情報を提供します。ADL(日常生活動作)評価や認知機能評価など、具体的な指標に基づいた情報を共有します。
サービス担当者会議
当院の医師または看護師が積極的に参加し、医療的な観点からの意見を提供します。医療ニーズとケアニーズの両面から総合的に検討し、最適なケアプランを協議します。
ケアプラン作成
医療サービス(訪問診療、訪問看護など)と介護サービス(訪問介護、デイサービスなど)を効果的に組み合わせた包括的なプランを作成します。医療と介護の連携ポイントを明確化します。
モニタリングと評価
定期的な診察時に患者様の状態変化を評価し、ケアマネージャーと共有します。必要に応じてケアプランの調整を提案し、状態変化に合わせたサービス内容の見直しを行います。
情報共有の仕組み
当院では、ケアマネージャーとの間でスムーズな情報共有を行うための様々な工夫をしています。
- 診療情報提供書:毎月の状態変化、薬剤調整、治療方針などを文書で共有
- 連絡ノート:患者様宅に設置し、すべての支援者が情報を記入・共有
- ICT連携ツール:緊急性の高い情報はメール・アプリで即時共有
- 定期カンファレンス:月1回の多職種会議で総合的な支援方針を確認
- 緊急時対応プラン:医療・介護両面からの緊急時フローを事前に共有
緊密な連携により、医療と介護のシームレスなサービス提供を実現し、患者様の生活の質の向上と家族の負担軽減を目指しています。
お問い合わせ・ご相談
ケアマネージャーとの連携や在宅医療についてのご相談・お問い合わせは、代表電話でお気軽にご連絡ください。
専門スタッフが丁寧にご対応いたします。
受付時間:平日 9:00〜18:00